トランスジェニック・ラボラトリ (TSコミックス)著者:厦門 潤
販売元:少年画報社
作品内容
クローン技術をめぐる近未来SF×TSストーリー!
描き下ろし読みきりつき!
2011年6月に少年画報社(TSコミックス)から発行された、性転換(変身)、脳移植(精神転移)該当作品です。
少し違うかもしれませんが、該当は「脳神経細胞のスキャンによる記憶のデータと保存と脳へのダウンロードよるシナプスの形成によって、クローン再生が確立して半世紀の経ったが、ヒト・クローンの禁忌性からクローン再生は厳しく管理されている世界で、クローン再生処理を受ける対象者「エタニティ」と呼ばれる30人に足りない対象者の中で、狂信的なクローン再生反対派などから狙われ、暗殺され続け、もっとも多く、クローン再生を受け蘇り続けている、アジア州域の執政法務局長官を勤める男性「榊(クローン再生を受け続けている所為で見た目は若いが、実質年齢は83歳)」は、ある日、自分のクローン素体が成人男性の身体にまで成長する前にある少女を庇い、再び暗殺され、クローン再生でまた蘇ったが、その「榊」の身体は、「榊」のクローン再生を担当する女性医師「ラン」が、実験体として「榊」のクローン素体の遺伝子を操作して、作り変えた女性の身体に記憶データを入れられ蘇ってしまった上に「榊」が暗殺されたときに庇っていたが傷を負い意識不明になった少女「マリア=リー」も「榊」暗殺事件の唯一の目撃者である事から、成人男性まで成長しておらず、まだ10歳前後の肉体の「榊」のクローン体に記憶データを入れられて、男の子の身体で目覚めていた。そして、罪深き「エタニティ」である「榊」を暗殺しようとして、偶然居合わせた少女まで殺してしまったと思っている、不完全なクローン技術を補うための遺伝子操作で偶然にも普通より高い再生能力を得たために生き残り、狂信的なクローン再生反対派の通称「神父」に拾われて、その「神父」の元で、「エタニティ」を暗殺している、非合法のクローン体の男性「シン(罪業)」もまた、「榊」を暗殺しようとして致命傷に近い負傷を受けてしまったが、本人も知らなかったが自分の身体は、身体の部位によって違う遺伝子を持つ「モザイク(複数の遺伝子型を持つ生物の呼び名で、男女差も遺伝子型の違いであるために「モザイク」の生物の中には雌雄同体の身体になるものもいる)」であったために、元の身体は男性遺伝子が大半を閉める男性の身体だったが、致命傷を受けて、失った身体の部位が再生される最中に女性遺伝子が大量に複製、増殖された事で、遺伝子的には、女性の身体に生まれ変わってしまい、今まで自分の所属していたクローン再生反対派の組織にいる理由がなくなった事で、この暗殺のサポートとして「神父」に雇われた、闇医師の男性「ブロフ」の薦めもあって組織を抜け、「ブロフ」に女性の身体での身分と偽造IDを作って貰い「杉本 リジェ」と名乗り、「榊」と共に偶然居合わせた少女を殺した罪を償う術と自分が暗殺しようとした「榊」たちのことを知るために、彼らが住む、通称「クローンベース」と呼ばれる施設に向かうことになる」です。
作品としては、このブログでもご紹介している、2009年7月から少年画報社(TSコミックス)から発行されている、女装・男装・性転換…異性へ変身する物語を集めたアンソロジーコミック作品の季刊誌「チェンジH」の2009年12月発行の[第2号]から2011年4月発行の[第7号]まで掲載された、全6話に書き下ろしとして、本編では、描かれなかった「マリア=リー」の隠された秘密を描いた作品[シンフォニック・プレシャス(15ページ)]が収録されています。
性転換該当作品としては、個人的に上でも少し書きましたが、このブログでもご紹介している、季刊誌「チェンジH」で掲載されていた、クローンSFを題材にした、シリアスな話の展開の該当のシリーズ作品で、「チェンジH」を購入している人には、作品の評価が分かれ、該当作品としての面白さも全体的に薄い所が合って、最終話の話の展開が、少し駆け足になっている印象を受けましたので、人により作品の評価や好みが分かれる所はあると思いますが、世界観や設定などは、しっかりと設定され描かれている、シリアスな話の展開の該当作品になっていて、SFモノの作品が好きな人には十分に楽しめる作品だと思いますし、上でも書きましたが、該当作品の面白さは薄い所があるものの、性転換モノ的な面白さは中々しっかりあって、特に該当キャラ「榊」、「マリア=リー」、「シン」の3人の心理描写や性転換したことへの反応の仕方などは面白く、作中に登場するキャラクターも良いと思いますので、該当作品としては、話の展開に少し好みが分かれるかもしれませんが、SFモノの該当作品が好きな人やシリアスな話の展開の該当作品が好きな人には、SFモノの設定と性転換モノの設定が中々バランスよく詰まっている、中々オススメできる良い作品だと思います。また書き下ろしの作品[シンフォニック・プレシャス]は、本編では、描かれなかった「マリア=リー」の隠された秘密が描かれていて、該当作品としての面白さはありませんが、本編の「マリア=リー」の行動の理由を補完する話になっていて本編が面白かった人には、面白い作品になっているとも思います。