目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた2 (あとみっく文庫 31)
著者:狩野景
販売元:キルタイムコミュニケーション
作品内容
強力な鬼の羅刹童子を滅し、遼は結女や希美乃との日常を取り戻した。そんな彼の前に現れた転校生・犬神伊音はなんと男の娘!女の子のように可愛い外見で迫ってくる彼に、遼もタジタジ。しかし、実は伊音は凄腕の退魔師で、羅刹童子の転生である希美乃を狙い始める!遼は希美乃を護るため、変身するのだが…。
2011年5月にキルタイムコミュニケーション(あとみっく文庫)から発行された、性転換(変身)該当作品[目覚めると従姉妹を護る美少女剣士になっていた]の第2巻です、
今回の話は、前回の話の最後で、幼馴染の少女「坂谷 希美乃」に転生して、永い眠りから目覚めた強力な鬼「羅刹童子」に鬼への生き贄「鬼慰姫」としての力を持った為に狙われてしまった、従妹の少女「一条 結女」を鬼を討ち倒し葬り去る力を持つ、鬼切の太刀「斬鐘」を使う事が出来る「鬼斬姫」として、自分の身体が女性の身体に変ってしまい、「羅刹童子」に陵辱されながらも遂に「羅刹童子」を滅し、元の男性の身体に戻り、「結女」と結ばれて恋人同士になり、「結女」や「希美乃」との日常生活を取り戻した、主人公「一条 はるか」こと「一条 遼」が、学校に登校中に再び女性の身体に変り始めてしまい、家に女性の姿の時の「一条 はるか」の女子制服を取りにいく所から話が始まり、「一条 はるか」の姿で女子制服を着て再び学校登校したが何故か元の男性の身体に戻ってしまい、女子制服を着た状態で、女の子のように可愛い外見で女子制服を着た男の娘で、「鬼斬姫」である「はるか(遼)」のサポートに来た凄腕の退魔師「犬神 伊音」に出会うことになります。またネタばれになりますが、「希美乃」に転生した「羅刹童子」を完全に滅しようとする「伊音」の所為で、「希美乃」の身体は、「希美乃」の意思を残したまま再び、男性器と女性器を持つ「羅刹童子」の身体に変ってしまいます。
作品としては、前にこの作品の第1巻をご紹介したときにも書きましたが、このブログでもご紹介した、2009年11月から2010年10月の間にキルタイムコミュニケーション(あとみっく文庫)から発行され、電子書籍版も配信されている、性転換(変身)該当作品[ピルグリムメイデンシリーズ(全3巻)]の世界の約15、16年後を舞台とし、[ピルグリムメイデンIII 復讐の魔神]の終章で、少し出てきた退魔師の一族「一条家」の退魔能力を捨て、平穏な暮らしを選んだ分家筋に生まれた、ごく平凡な高校生が主人公の大きく8章に分かれて構成された学園ラブコメ作品で、今回の話は、メインヒロインである「一条 結女」の出番は少なく、前回の話で敵であった「羅刹童子」の転生した姿である幼馴染の少女「坂谷 希美乃」と女の子のように可愛い外見で女子制服を着た男の娘で凄腕の退魔師「犬神 伊音」と主人公「一条 はるか」こと「一条 遼」の3人が中心に話が進んで行き、話の展開には関わりませんが、作中に登場するキャラクターには、前シリーズ作品[ピルグリムメイデンシリーズ(全3巻)]に登場した、女子生徒「玉井 奈々子」が「はるか」や「結女」、「希美乃」のクラスの担任として登場(一応、名前は出ませんでしたが第1巻から登場しています)していて、終章では、教皇庁異端審問局の巡礼聖女「ジュリエッタ・マッシナ」が登場しています。また作中の性行為描写には、女装姿の主人公「遼」の男性器を女子制服を着た男の娘である「伊音」が咥える、女装した男性同士の性的描写や、男性器と女性器を持つ「羅刹童子」の身体になってしまった「希美乃」に女性の身体になった「はるか」こと「遼」が襲われる描写、「はるか」が複数の男性や触手に襲われる、陵辱要素が強い描写などがありますので、苦手な方はご注意ください。
性転換該当作品としては、個人的にこの作品の第1巻をご紹介したときにも書きましたが、このブログでもご紹介した、2009年11月から2010年10月の間にキルタイムコミュニケーション(あとみっく文庫)から発行され、電子書籍版も配信されている、性転換(変身)該当作品[ピルグリムメイデンシリーズ(全3巻)]の世界の約15、16年後を舞台とした、学園ラブコメ作品で、今回も作中の性行為描写には、ひょんな事から女子制服を着たまま元の男性の身体に戻ってしまった該当キャラが、女装した男の娘に男性器を咥えられる、女装した男性同士の性的描写や該当キャラがフタナリの身体になってしまった幼馴染の女性に襲われてしまう描写、該当キャラが複数の男性や触手に襲われる、陵辱要素が強い描写などがありますので、人によっては、好みが分かれる描写があるのではないかと思いますが、前作と同じく今回も該当キャラの主人公「一条 はるか」こと「一条 遼」が襲われる描写がメインになっていて、ネタばれも少し含みますが、話の展開も徐々に女性の身体に慣れてきてはいるものの、まだ女性の身体での生活に戸惑いを持つ「はるか(遼)」が、何とか男性として学校に行こうと巨乳の自分の胸にさらしを巻こうとするが、胸が大きすぎてさらしが巻けず、逆に女性物の下着を身に付けることを気持ちいいと感じてしまったり、男性器と女性器を持つ鬼「羅刹童子」の身体になってしまい、尿意を覚えた幼馴染の少女「坂谷 希美乃」に「はるか(因みに「希美乃」には自分の正体が「遼」だとばれています)」が男性としてのトイレの仕方を教えるためにトイレに一緒に行き、その「希美乃」の男性器に女性としての興奮を覚え、「希美乃」も「はるか」の身体やお風呂に一緒に入った「結女」の身体を見てしまい、男性として興奮を覚え、遂に「はるか」を襲ってしまう事になったり、男性器と女性器を持つ鬼の身体になった「希美乃」と性行為し、中だしされた所為で、発情してしまった事がきっかけで「はるか」が保健室で、「遼」の友人で「はるか」に恋心を抱く男子生徒を押し倒してしまった上にそこにやって来た「遼」の友人である男子生徒たちにまで襲われてしまうなど、今回も成人向けの性転換モノが好きな人には楽しめるシーンが多く、挿絵も含め話の展開は面白くなっているのではないかと思いますし、作品としても、メインキャラクターを含め登場するキャラクターも中々個性的で良く、後半の「はるか」と「伊音」の戦闘シーンも中々派手で良く、上でも書きましたが、話の展開には関わらないものの前シリーズ作品である[ピルグリムメイデンシリーズ(全3巻)]に登場したキャラクターが登場し始め、次の第3巻が製作されましたら、前シリーズ作品の登場キャラクターがどのように絡んでくるのかも期待できる、話になっていると思いますので、前回と同じく性行為描写に好みがわかれる作品だと思いますが、今回もオススメできる良作ではないかと思います。
DLsite.comでも発売されました。
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