作品収集家の趣味の部屋

個人的に購入した小説、漫画、ゲーム等を紹介するブログです。性転換、女体化、女装物等の作品を多分に含んでいるので、そのような、作品に嫌悪感を感じる方は、退室をお願いします。又、成人向けの作品も紹介しますので、未成年の方は、入室をご遠慮うください。

一般作品「小説」

バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン

内容紹介
明久と葉月の出会いを描いたハートフルな『予習編』、恋文をもらった明久をサーチ&デス?『僕と暴徒とラブレター』、雄二が人生の墓場へ!?『俺と翔子と如月ハイランド』の3本に加え、ムッツリーニ暁に死す!『僕とプールと水着の楽園』&たまにはこんな休日を『僕とバイトと危険な週末』の書き下ろし2本を加えた、青春エクスプロージョンショートストーリー集。「おかしくない? なんだか3人は死んじゃってるような気がするけど!?」(by明久)

2008年1月にエンターブレイン(ファミ通文庫)から発行された[バカとテストと召喚獣]の短編集の4巻目です。
今回の話は、時系列的にいえば1巻から3巻の間に出来事の短編集で、サイトや冊子等に掲載された短編集3本に書き下ろしの2本を加えた作品になっています。

個人的に本編は、結構ラブコメ要素も結構あるのですが、今回の短編集は、コメディ要素が強い、バカな話(褒め言葉)が満載の短編集になっていると思います。また収録されている話、全て面白いと思いますが、特に巻頭のカラーページのマンガや『俺と翔子と如月ハイランド』、『僕とプールと水着の楽園』は、挿絵のサービスカットも多く、話も面白く楽しめる作品になっていると思いますので、この作品が好きな人やこの作品を初めて読む人でも楽しめて読める作品だと思います。続きを読む

バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン




あらすじ
学力強化合宿を翌日に控えたある日、明久のロッカーに一通の手紙が置かれていた。「こ、これはもしや…!」胸ときめかせながら封を切る明久だが、その中身は「あなたの秘密を握っています」という脅迫文と、明久の恥ずかしい写真の数々だった!犯人を探し出すため、やはりここは女子風呂を覗くしかない!?さあ行け!我らがムッツリーニ!「あ、あれ?僕の出番は?」(by明久)。

2007年8月にエンターブレイン(ファミ通文庫)から発行された作品[バカとテストと召喚獣]の3巻目です。
今回の話は、学力強化合宿を翌日に控えたある日、一通の手紙(脅迫文)を貰った主人公「吉井 明久」は、学力強化合宿に来た当日、女子風呂を覗いたと他の仲間と共に疑われてしまう、どうも真犯人は、「明久」に脅迫文を送ってきた犯人と学力強化合宿の女子風呂にカメラを設置した真犯人が同一の人物で、女性で身体に特徴が有ることが解り、真犯人を見つけるため、女子風呂を覗く事を企てますが、いつのまにか2年の全男子生徒を巻き込んで女子風呂を覗く事になってしまいます。

今回も女装該当で、小ネタ程度で着ている期間は短いですが、「吉井 明久」が、セーラー服を着ることになります。

個人的に今回も無駄に勢いが有り、話のテンポが良く、1巻の最後の方で、登場したAクラスの「工藤 愛子(ムッツリーニのライバル)」や「久保 利光(「明久」に好意を持っている男)」等、個性的な性格のキャラも増えてキャラ同士の関係も面白いですし、話の殆んどを女子風呂の覗きに賭ける漢達(2年の全男子生徒)とそれを阻止しようとする女子生徒、教師達も連合軍との戦いが展開していき、話の規模の大きさなら他の話に比べ一番大きいと思います。また「姫路 瑞希」もFクラスに染まってきて壊れてきていたり、恒例のバカテスト(今回は日誌風になっていますが)も有りますので、今回も色々楽しめる所が多いと思う作品です。特に「島田 美波」との関係も面白いことになってきて、次の4巻に話が続いてますので、無駄に規模がでかく、話の続きが気になる作品になっていると思います。
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バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン

あらすじ
いよいよ学園祭!文月学園ならではの試験召喚大会も催される。明久たちFクラスの面々は先の戦争に負けて以来「みかん箱」「ござ」という極貧の設備に甘んじてきた。そんな劣悪な環境と超頭の悪いクラスに絶望した瑞希の父親が、なんと娘に転校を勧めている―と明久は美波から打ち明けられる。憧れの瑞希の転校を断固阻止する為、明久は学園祭の出し物で資金を稼ぎ、人並みの設備を購入、さらに召喚大会での優勝を画策するが!?

2007年4月にエンターブレイン(ファミ通文庫)から発行された作品[バカとテストと召喚獣 ]の2巻になります。
今回の話は、Fクラスの劣悪な環境(机がみかん箱とござ)を心配した両親から転校を勧められている、クラスメイト「姫路 瑞希」の転校を阻止するため、主人公「吉井 明久」は、学園祭の出し物(中華喫茶[ヨーロピアン])で、設備の資金を稼ぎ、人並みの設備を購入し、学園長との教室の環境改善を交換条件に、学園祭で催される、試験召喚大会での優勝を「明久」と悪友にして、Fクラスの代表「坂本 雄二」と共(負けたら「明久」は「瑞希」が他の学校に転校してしまい、「雄二」は、召喚大会で負けた場合、今後の人生が終わるため(結婚させられることになる))に今回も自分達の成績の悪さを補うため、戦術や交渉を駆使して、妨害工作を受けながら優勝を目指します。

今回も女装該当で、該当は「木下 秀吉」が、チャイナ服に着替えます。その上、主人公「吉井 明久」もメイド服に着替えることになります。因みに「明久」の女装は結構、似合っているらしく、次回以降も女装することが多くなっています。

個人的に前回出番が少なかった、メインキャラの一人「霧島 翔子」も本格的に話しに絡んできていますし、新キャラも登場して、キャラ同士の話の掛け合いも面白く、今回も楽しく読めました。また作品としては、読みやすいですし、前回のような以外のオチはありませんが、テンポよく話が進んでいきますし、最後のオチもラブコメらしい終わり方しているのも良いと思います。

このブログでご紹介した1巻です。紹介文にはタイトルから行けます。
バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2007-01-29

這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫)

這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫 あ 5-4)這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫 あ 5-4)
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ


文庫『這いよれ!ニャル子さん4』と『這いよる!ニャルアニ』DVD (9編収録、DVDビデオ形式、収録時間約20分)が、セットになったスペシャルボックスです。
這いよれ!ニャル子さん4 スペシャルボックス(DVD付き)這いよれ!ニャル子さん4 スペシャルボックス(DVD付き)
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2010-03-17

あらすじ
足下に転がるイタクァ(レプリカ)の死骸。――もしや真尋さんのご両親、実は邪神ハンターの末裔……なんて裏設定が!?
そんなニャル子の戯言を真尋は思い出していた。しかし、まさかと思う息子をよそに母は、
「……はぁー。ムスコニウムが補給されていくよー!」と、真尋を抱きしめご満悦であった。――ムスコニウム。それは周期表に記載のない謎の――誰得か分からない元素であるが、真尋の母はこれが欠乏すると弊害が出てくるのである――。が、そんなことはともかく、彼女の正体とはいったい!? またも宇宙規模の小事件に巻き込まれる真尋の運命は!?

2010年3月にソフトバンククリエイティブ(GA文庫)から発行された作品[這いよれ!ニャル子さん]の4巻目です。
今回の話は、前回の話の最後で、主人公「八坂 真尋」の母「八坂 頼子」が、登場した所(邪神をフォークの乱れ打ちで、駆逐して)から始まります。今回もマンガ、ゲーム、特撮等の小ネタ満載で、またも宇宙規模のとてもくだらないオチの小事件に巻き込まれてしまいます。その上、「真尋」に好意を抱く新キャラ(ただし美少年)も登場します。

個人的に今回も楽しく読めました。作品としては、今回もマンガ、ゲーム、特撮等の小ネタ満載で、多少、今回はゲーム関係の小ネタが多く、マニアックな小ネタも出てきますが、小ネタが解らない人でも読みやすく、ノリの良い面白い作品だと思います。また個人的に4巻にわたって、膨大な数の小ネタを出して、しかもネタ切れをしていない作者様もすごいと思いますし、あとがきの話も面白いと思う、次の5巻も楽しみな作品です。

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン

あらすじ
「こんな教室は嫌じゃああっ!!」アホの明久は叫んだ。ここ文月学園では、進級テストの成績で厳しくクラス分けされる。秀才が集まるAクラスはリクライニングシートに冷暖房完備だが、彼のいる最低Fクラスの備品はボロい卓袱台と腐った畳だけ。明久は密かに憧れる健気な少女・瑞希の為、組代表の雄二をたきつけ対クラス戦争を始める。それは学園が開発した試験召喚獣を使い、上位の教室を奪うという危険な賭けだった!?

2007年1月にエンターブレイン (ファミ通文庫)発行された、第8回えんため大賞編集部特別賞受賞作品で、 宝島社から発行されている、[このライトノベルがすごい! 2010]で、作品部門ランキング2009年度3位、2010年度1位にもなった作品です。また2010年1月にはアニメ化もされた作品です。

一応の女装該当作品で性転換該当作品ではありませんが、個人的には、楽しく読めて、笑える作品だと思います。
女装該当は「見た目が美少女のFクラスの生徒「木下 秀吉(男)」は、試召戦争で、Aクラスに勝利するための戦略で、双子の姉「木下 優子」の振りをするため女装(本人は演劇部所属のためかあまり嫌がってはいませんが)する」です。
この「木下 秀吉」ですが、巻を追うことに主人公「吉井 明久」から(他のキャラクターからも)普通に女性扱いされていく(本人は嫌がっていますが)珍しいタイプの女装該当キャラだと思います。

作品としては、基本的には、学園ラブコメモノで、一人称の文体で話が進む作品で、メインキャラクター7人の個性の書き分けや設定の作りこみがすごくうまいと感じた作品です。特にキャラクター同士の話の掛け合い上手く、面白いですし、作品の特徴だと思う、試験召喚獣を使用した、対クラス戦争(通称、試召戦争)の設定や成績の悪く、試召戦争では不利な立場の主人公たちが、戦術や交渉で他のクラスに対抗していくのも面白いと思いました。また他の学園モノの作品ではありえない展開にも違和感なく読めると思いますし、話の展開が早く、話のオチも良かったので、楽しく読めました作品です。

個人的に話の内容は、他の学園モノの作品よりは薄いと感じるかも知れませんが、恋愛要素もきっちり入っていて、キャラクターの個性の強さや設定の面白さも有る、お馬鹿な(良い意味で)ノリとギャグの良さを待った読みやすく、楽しめる良作だと思います。また作中の章の始まりで出されるテストの珍回答も面白く、口絵が話のプロローグ的なマンガになっていたり、話の最後の伏線になる、冒頭のメインキャラクター二人(坂本 雄二と霧島 翔子)の会話など面白い構成をしている、個人的にはオススメの作品です。
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