作品収集家の趣味の部屋

個人的に購入した小説、漫画、ゲーム等を紹介するブログです。性転換、女体化、女装物等の作品を多分に含んでいるので、そのような、作品に嫌悪感を感じる方は、退室をお願いします。又、成人向けの作品も紹介しますので、未成年の方は、入室をご遠慮うください。

性転換作品[一般小説]

僕が彼女に寄生中 (一迅社文庫)

僕が彼女に寄生中 (一迅社文庫)僕が彼女に寄生中 (一迅社文庫)
著者:瑞嶋 カツヒロ
販売元:一迅社

作品内容
オカルト研究会に所属する気の弱い少年・道人は、同級生・荻野明日奈のうさんくさい魔術実験によって、明日奈の肉体に魂だけが「寄生」した状態になってしまう。幼馴染の文香も巻き込んで、奇妙な三人の共同生活が始まるなか、影では、道人の魂を巡る陰謀が動き始めていた…!第1回一迅社文庫大賞・奨励賞を受賞した期待の新人がおくる、オカルト学園ラブコメディ。

2011年6月に一迅社(一迅社文庫)から発行された、個人的に、設定としては、該当作品だと思うものの、作中の描写や話の展開的に該当作品としての判断が難しい作品ではないかと思う、憑依(精神同居)該当作品です。
少し違うかもしれませんが、該当は「学年で一二を争う美人だが、オカルト研究会に所属し、身勝手な活気な性格で同級生の女子生徒「荻野 明日奈」に強引にオカルト研究会に所属させられ、事あるごとに、怪しげな魔術実験につき合わさせ、毎日振り回されている上に、いつもまずい料理を作りに来る、自分とは別の学校に通っている、ストーカー気質(因みに昔から、道場に通い、鍛えている為か格闘能力も高い)の幼馴染の少女「妹尾 文香」にも振り回されている、基本的にめんどくさがりで、気の弱い性格の男子生徒「天城 道人」は、ある日、一年上の先輩で、オカルト研究会に所属する、学園でも一二を争う秀才で、礼儀正しい性格の女子生徒「呉 瞳」が見つけた、あやしい赤い表紙の本に書かれた「昇霊術(この術は人間の霊魂を抜き出す術で、「明日奈」曰く幽体離脱とが違うらしい)」の実験をいつものように両親の仕事の所為で、一人暮らしをしている自宅で行うことになってしまい、魔術の実験台になることになってしまう。そして、いつもの様に今回も魔術の実験は、失敗に終わると思っていたが、「明日奈」に逆らえず、自宅に行き、「明日奈」と共に描いた「昇霊術」の魔方陣の真ん中に座り、「明日奈」が唱える「昇霊術」の呪文を聞いていた「道人」は、「明日奈」が唱える「昇霊術」の呪文が終わると同時に目の前に出現した雷光の爆発に巻き込まれ、気が付くと、「明日奈」の心臓が止まっていた事から、パニックになりながらも人工呼吸を行なおうと「明日奈」とキスしてしまうが、突然「明日奈」の唇を通して、「明日奈」の身体に取り込まれる感触を感じて、息を吹き返した「明日奈」が目覚めると、傍らには意識を失った「道人」の身体が横たわり、制服姿のまま青白い姿の「道人」の魂が、「明日奈」の身体の背中から生えている、おかしな状態で、「明日奈」の身体に幽霊のような状態の「道人」の魂が憑依し、一応「道人」の魂は、「明日奈」の身体を出入りは自由のようだか、最低でもつま先は「明日奈」の身体に繋がっていて、「道人」の魂が「明日奈」の身体に寄生しているような状態(因みに、強引に動けば「道人」の魂は、「明日奈」の身体から出ることが出来るが、長時間そのままの状態でいると「道人」の魂は、消滅してしまう)になっていることに気が付いてしまう」です。

個人的に作品としては、上でも書いていますが、第1回、一迅社文庫大賞、奨励賞を受賞した、オカルトモノの設定のバトル要素もある、学園を舞台にしたドタバタ系のラブコメ作品で、枚数的に本編250枚程度の作品になっていて、短時間で読みやすい作品になっているのではないかと思うものの、三人称で語られている作品ではありますが、話の展開に作中に登場するキャラクターの心理描写や各種設定の説明などが殆んど説明されておらず、特に話の展開に深く関わる主人公に好意を抱く3人のヒロインが主人公に好意を持った理由やヒロイン達の家族構成、心理描写が殆んど描かれていない事で、作中の登場するキャラクターに感情移入が出来なく、話の展開に読者が置いていかれる印象を受け、人によって、ヒロインの性格に対して、受ける印象が変ってくる作品だとも思いますが、話の展開自体は、伏線なども中々きっちり張られていて、後半のバトルシーンも中々良く、作中に登場するヒロインの1人「妹尾 文香」は中々良い味が出ているキャラクターだと思いますので、全体的に好みが合う人には、普通に読める内容の作品になっていると思いますし、挿絵も良く、描写的には背後霊状態になってはいますが、ひょんな事から幽霊の様になってしまった、主人公「天城 道人」の魂が、ヒロインの一人「荻野 明日奈」の背中に足を入れた状態で寄生している設定は中々面白く、「明日奈」の身体に寄生した状態の「道人」の魂が、「明日奈」の身体の中を出入りが出来ることを発見したシーンの「道人」の台詞回しなど中々面白いシーンもあるのではないかと思いますので、全体的に作品の評価は分かれる作品だと思いますが、この作品に興味がある人は、購入を考えても面白いのではないかと思います。

憑依該当作品としては、個人的に上でも書きましたが、主人公「天城 道人」の魂が、ヒロインの一人「荻野 明日奈」に乗り移った状態の描写が、背後霊的な描写になっていて、この乗り移りに関しての設定の細かい説明が殆んどなく、この設定を上手く使えてない印象を受けましたし、作中に「道人」の魂が「明日奈」の身体を動かすシーンや女性の身体に取り憑いた状態での着替えシーンやお風呂シーンなど憑依モノのお約束的なシーンも無い事から、設定的には魂になった人間が、乗り移った人間の身体を操れる所や乗り移った人間を操り長時間、魂を融合すると2人の魂が1つになる所などの憑依モノ又は乗り移りモノらしい設定になっていますので、設定的には該当作品だと思うものの、挿絵を含めて描写的には、人によって、該当作品としての判断が分かれる作品ではないかと思いますが、上でも書いたように主人公の魂が、ヒロインの背中に足を入れた状態で寄生している設定は中々面白く、作品としても、色々不満点が多いものの、作中に登場するキャラクターは中々個性的で良い味が出ているキャラクターもいて、普通に読める内容の作品ではないかと思いますので、学園を舞台にしたバトル要素もあるラブコメ作品としても該当作品としても、作品の評価は分かれる作品だと思いますが、この作品に興味がある人や自分のように該当作品を収集している人は、購入を考えても良いのではないかと思います。

可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)

可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)可愛くなんかないからねっ! (電撃文庫)
著者:瀬那 和章
販売元:アスキーメディアワークス

作品内容
知らぬ間に学年のトップ3美少女に数えられているほどの美貌(?)の持ち主、文野ハルは、ある朝、校舎でウサギの人形を拾う。それはハルが幼い頃に出会った『月ウサギの君』との思い出の品。この学校に想い人がいるかもしれないと知ったハルだが、そんな中、クラスメイトの砂原さんに弱みを握られ、何故か彼女の“仕事”を手伝うことになってしまう。歌に憑いた穢れを祓う“歌祓の巫女”っていったい何?しかもハルの“可愛さ”に関わる知りたくない秘密まで知っちゃって―!?ドキドキ“未体験”ラブコメ登場。

2011年6月にアスキーメディアワークス(電撃文庫)から発行された、話の最後の方に該当キャラが登場する、性転換(変身)、憑依(精神同居)該当作品です。
上でも書きましたが該当キャラが登場するのは、話の最後の方で、該当キャラが登場しますので、ネタバレも含みますし、少し違うかもしれませんが、該当は「ある朝、子供の頃、溺れた時に助けてくれた名前も知らない女の子「月ウサギの君」にあげた、[ウサギの人形]を自分の通う高校の校舎で拾ったことから、早急に男らしくなりたいと思ったが、高校に入ってから一段と可愛くなり、遂に学年の三大美少女の一人に数えられているほどの美貌(?)の持ち主になってしまった、高校1年生の男子生徒「文野 春」は、ある時、行きつけの公園で、男らしくなりたいと思いながら、趣味の編み物をしている時に左目に黒ブチがあるウサギを追いかけてきた、桜の花びらのような色の髪の毛の小さな女の子「ヨミ」と出会ったことがきっかけになり、「春」と同じく、学年の三大美少女の一人に数えられる同じクラスの同級生で、この世界の事である、形ある世界[物世]に重なり合うように存在し、人々の言葉によってつながっている、形のない世界[幽世]から歌の隠された意味[隠れ謡]によって[物世]に現れる、穢れ[[幽神]を祓う巫女[歌祓の巫女]としての仕事を生業にしている、女子生徒「砂原 コト」の仕事を「春」に[隠れ謡]を使うことができる[謡い人]の才能があることから、「コト」に頼まれ、手伝う羽目になってしまった上に「コト」の住む[歌祓神社]にある[黄泉桜]の妖精でもある「ヨミ」から、自分の魂は元々女の子の魂で、その魂が何故か、男の子の身体に宿ってしまったのだと聞かされてしまう。そして、自分の魂が元々女の子の魂だと言う事にショックを覚えつつも、自分たちの住むこの[神折町]で、赤い靴の女の子が灰色のお化けに襲われる事件に現れる、[[幽神]、通称[赤い靴お化け]をおびき出し、祓うために女装し、囮になったりと「コト」に協力していた「春」は、ある女子生徒が[隠れ謡]によって呼び出され、遂にその女子生徒をも取り込み力を増した幽神[赤い靴お化け]を倒すために「コト」から教えられた童謡[さくら]の[隠れ謡]を使い、[黄泉桜]の妖精「ヨミ」と一心同体となり、容姿は、ほとんど変わってはいないものの、華奢な体つきだが、モデルのようにふわっと大きい胸の腰まで届く綺麗な桜色の長い髪の毛が特徴の男の身体の時より違和感を感じない、可愛い女の子の身体に変身する」です。

個人的に、作品としては、中央に大きな川[神折川]が流れ、川を挟んで北と南に町が分かれている[神折町]を舞台にその町で、童謡などの昔から伝わる歌の意味を捻じ曲げることで起きる怪異を祓うヒロインの女の子の戦いにツッコミスキルは高いものの見た目や趣味は女の子ぽく、子供の頃であった名前も知らない女の子を想い続けている、性格的には、ごく普通の男子生徒である主人公が巻き込まれてしまう、主人公又は作中に登場する女性キャラの一人称で話が進む、バトル要素もある正統派のラブコメモノ作品で、話のテンポは良く、全体的に読みやすい作品だと思うものの、誤字脱字が幾つかあり、作中の比喩の仕方も回りくどい独特な比喩の仕方になっていたりと話のテンポが幾つか阻害されている所や主人公が男の娘系のキャラクターで、タイトルやあらすじからその事をあまり連想出来ない所、バトルシーンの描写が解り難い所など、人によって、作品の評価は大きく分かれる作品だと思いますが、上で書いたように全体的に話のテンポは良く、ツッコミメインの主人公の一人称も主人公の可愛さが上手く出ている一人称で、主人公も含めて一人称で語るキャラたちの心理描写もしっかり書かれていますので、好みが合う人には、楽しめて読める作品だと思いますし、作中に登場するキャラクターの性格も中々個性的で良く、童謡などの昔から伝わる歌に別の意味があり、そのことで怪異が起こる設定なども良いと思いますので、男の娘系の男子学生が主人公の作品で、文体や戦闘描写などに好みが分かれる所はありますが、正統派の話の展開で好みが合う人には、楽しめて読める良い作品ではないかと思います。

性転換、憑依該当作品としては、個人的に上でも書きましたが、該当シーンは短く、話の最後の方で該当キャラの主人公が女の子に変身するタイプの作品になりますので、人により、作品の評価や好みが分かれる作品だと思うものの、ネタばれになりますが、該当キャラが歌に隠された意味で、桜の妖精と一心同体になり、女の子の身体に変身する経緯や該当キャラの魂が、元々女の子の魂である所など該当キャラの設定は面白いと思いますし、該当キャラである主人公の一人称も男らしくなりたいと思っているものの元々女の子の魂の所為か無意識に該当キャラの可愛さが出ている、ギャップのある一人称で面白く、作中に登場する該当キャラの親友の男子生徒や該当キャラの妹の該当キャラに対しての反応や行動も面白いと思いますので、作品としては、全体的に主人公である該当キャラを含めた設定や文体、描写など、幾つか好みが分かれ、該当作品としても該当シーンが短く、好みが分かれる作品だと思いますが、バトル要素もある正統派のラブコメ作品が好みに合う人やこの作品の該当キャラに興味がある人には、続編が製作されたなら、次の話も中々期待出来る良い作品ではないかと思います。
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G.L. 〜気がついたら女の子になって妹を守ることになったから、とりあえず揉んでみた!〜 (集英社スーパーダッシュ文庫)

G.L. 〜気がついたら女の子になって妹を守ることになったから、とりあえず揉んでみた!〜 (集英社スーパーダッシュ文庫 な 5-1)G.L. 〜気がついたら女の子になって妹を守ることになったから、とりあえず揉んでみた!〜 (集英社スーパーダッシュ文庫 な 5-1)
著者:長野 聖樹
販売元:集英社
(2011-04-22)

作品内容
少女のカラダに少年のココロ!!
愛洲隼人は宇宙人との衝突事故によって身体を損傷してしまう。1年2カ月後、彼は藍田伊織という少女の姿で義理の妹マリアと同居することに。それはマリアを陰ながら護衛するためだった…!!

2011年4月に集英社(集英社スーパーダッシュ文庫)から発行された、性転換(変身、脳移植)該当作品です。
少し違うかもしれませんが、該当は「家に伝わる愛洲陰流剣術(あいすかげりゅう)の継承者として育ち、正義感から、家の前に捨てられて共に育った、義理の妹「愛洲 マリア」を虐める連中を成敗しながら生活していたが、ある時、稽古中の事故があって以来戦えなくなり、平和主義者に転向した、1年2ヶ月前に「私立吾妻太夫高等学校」に入学するはずだった男子学生「愛洲 隼人(あいす はやと)」は、1年2ヶ月前の「私立吾妻太夫高等学校」に入学が決まった、ある日、自分と同じ誕生日の「マリア」のプレゼントを買った後に何かと口煩い性格(「隼人」に対してだけ)に育った「マリア」と出会った、話している最中に突然、赤く光りながら高速で落下する女の子に轢かれ意識を失ってしまい、気が付くと、誰もいない見たことのない部屋で目覚めた「隼人」の身体は、何故か肩ぐらいまでで髪を切りそろえた、小振りなメロンぐらいに実った胸をしている可愛い少子の女の子の身体になってしまい、とりあえず自分の胸を揉んでしまう。そんな中、自分が目覚めた部屋に当然現れた、「隼人」の目覚めた部屋がある宇宙船「光皇」に乗り、「ラビィッツ」という名のテロ組織を追ってきた、プレアデス銀河皇国近衛機構の長官で、「光皇」の艦長兼指揮官兼医師の銀髪で背が高く、白衣を着た女性「カダ」から1年2ヶ月前に「ラビィッツ」のエージェントと大気圏外で戦闘中に負傷してしまい、生身(因みに彼女らは、真空中などの特殊な環境でも活動できるように訓練されている)のまま地球に落下してしまった、プレアデス銀河皇国近衛機構のA級エキスパートで右目に眼帯をした銀髪の女の子「雷撃のミツヨシ」に運悪く轢かれてしまい、「隼人」の元の男性の身体が激しく損傷してしまった為に「隼人」の生体組織とこの宇宙船に搭載されたエキスパートのスペアボディを使い特注の「隼人」用のボディ(因みに女性のエキスパートしかいない為に女の子のボディになっている)を作り、そこに「隼人」の脳を移植したことを聞かされた上に家の前に捨てられて共に育った、義理の妹「マリア」が実は、プレアデス銀河皇国の皇女で「ラビィッツ」のエージェントに狙われていることを聞かされた「隼人」は、正体を隠し「藍田 伊織」と名乗り、「私立吾妻太夫高等学校」に転校して来た女子生徒として、地球では「柳生 三厳」と名乗っている「ミツヨシ」と共に、自分と「マリア」の住む家に下宿しながら、今では「私立吾妻太夫高等学校」の生徒会長で、「慈愛と情熱の女王」と呼ばれる「マリア」を護衛する事になってしまう。しかも女の子の身体に脳移植された「隼人」の身体は、「隼人」の脳がストレスを感じ続けると突然、元の男性の身体に変化してしまう体質になってしまっていた」です。

作品としては、個人的に題名の副題に非常に特徴があり、ひょんなことから女の子になった主人公が実は、別の星の王女だった義理の妹を自分の正体を隠して、義理の妹を狙う組織から守ろうとする、SF的な設定の学園モノのラブコメ作品で、作中の描写の仕方や設定の中に強引な設定があるなど、少し話のテンポが悪い印象があり、特徴のある題名に比べて、話の展開や設定などが、ライトノベル作品としては正統派の内容になっていると思いますので、人によっては、題名に比べて話の内容に特徴が無い印象を受ける所はあるかもしれませんが、登場するキャラクターは中々個性的なキャラクターが多く、挿絵やキャラクターのデザインもいいと思いますし、テキストも中々読みやすく、主人公と義理の妹との絡みがメインのラブコメモノ作品が好きな人には、作品の評価が分かれる所はありますが、普通に読める作品だと思います。

性転換該当作品としては、個人的に題名の副題に非常に特徴があり、ひょんなことから女の子になった主人公が実は、別の星の王女だった義理の妹を自分の正体を隠して、義理の妹を狙う組織から守ろうとする、SF的な設定の脳移植モノの該当作品で、脳移植モノの該当作品としては、上でも書きましたが、該当作品としても特徴のある題名に比べて、該当キャラが作中で女の子の身体になっているのは、割合的に話の半分ぐらいで、話の後半では、該当キャラが元の男性の身体に戻ったまま話が進む所や少し強引な印象を受ける理由で該当キャラが元の男性の身体に戻る所など、副題の「気がついたら女の子になって妹を守ることになったから、とりあえず揉んでみた!」といった乗り良い題名に比べて、全体的に性転換モノの面白さは薄く、人により、作品の評価や好みが分かれる所はありますが、話の展開は正統派の話の展開で、普通に読める作品だと思いますし、少しネタばれになりますが、該当キャラの性格が淡白な性格で、該当キャラが女の子の身体になったことの戸惑いなどの心理描写は少ないものの、性転換モノのお約束ともいえる、着替えやお風呂などのシーンはしっかり入っていて、特に女の子の身体になった該当キャラの胸が大きいために着ている服のボタンが飛んでしまったり、着替えのシーンで他の女性キャラから胸を揉みしだかれてしまったりと中々面白いシーンはあって、特に扉絵のカラーページのシーンは良いと思いますので、全体的に性転換モノとしての面白さは薄い所はありますが、妹モノ又はSF的な設定の学園モノの作品が好きな人には、中々楽しめて読める該当作品ではないかと思います。また作品収集の面では、この作品の該当キャラは、元の男性の身体の時から、戦闘能力が高い設定になっていて、最近の学園モノの該当作品の中では、あまり見られない設定で、題名に特徴があることも含めて、中々面白い特徴のある作品が手に入ったと思いますし、作品としても題名を読んで受ける印象と話の内容との差が大きく、全体的に気楽に読める普通の作品ではあるものの、題名のせいで、作品の評価や好みが大きく分かれているのではないかと思いますが、一応続きモノの作品になっているようですので、次の話がどうなるか期待したい作品だとも思います。
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ツイてない! 3 悪魔姉妹と義妹のオモイ (MF文庫J)

ツイてない! 3 悪魔姉妹と義妹のオモイ (MF文庫J)ツイてない! 3 悪魔姉妹と義妹のオモイ (MF文庫J)
著者:三門 鉄狼
販売元:メディアファクトリー
作品内容
最近フェレスの様子がおかしい。傲岸不遜な態度は鳴りを潜め、やたらと真琴に対して優しくしてくる。そんなフェレスがある日、真琴に温泉旅行のペアチケットをプレゼントする。想い人を誘えと言うフェレス。鈴音との仲を縮めたい真琴は、サキュバス化して鈴音を温泉旅行へ誘うことにする。しかし、集合場所に行くとそこには鈴音だけではなく、なぜか奈月とその友人の実央もいて……!?

2011年2月にメディアファクトリー (MF文庫J)から発行された、悪魔っ娘に突然女の子、しかもサキュバスに変えられてしまった該当キャラが主人公の性転換(変身)該当作品[ツイてない!]の最終巻、第3巻です。

今回の話は、前回の話の最後で、自分の部屋の屋根裏に妹「リリス」と共に引っ越しして住むことになった、悪魔界からしもべを探しにきた少女「フェレス(メフィストフェレス・ヨハネス)」にモデル並みのプロポーションを持つ、女夢魔(サキュバス)に変えられ、無体な命令をされていた、主人公の舞阪高校二年生「奏 真琴」は、屋根裏に引っ越ししてきた3日後あたりから「フェレス」の様子が変わり、やたらと「真琴」に対して優しくしてくる事に疑問を感じている所から始まりまり、今回は、その「フェレス」から商店街の福引で当てた温泉旅行のペアチケットを貰った「真琴」が「兼田 真琴(サキュバスに変身している時に名乗っている名前)」として、「真琴」が好意を抱く「山下 鈴音」を誘い行く事になり、同じく温泉旅行のペアチケットを当てた、1歳年下の血の繋がっていない妹(血縁的には「はとこ」にあたる)「津堂 奈月」と「奈月」の親友の「桐原 実央」と合流し、温泉地「舞々峡温泉」に行くことになります。

個人的に作品としては、今回は、「真琴」が女性の姿で、「鈴音」や「奈月」、「実央」と行くことになった温泉地を舞台に話が進む、あとがきにも書いていますが、温泉地が舞台になりますので、該当キャラ「真琴」を含めた登場している女性キャラが温泉に入っている描写が有るラブコメ作品で、今回の話では、一応最終巻ということもあっか、今までギクシャクしていた「真琴」と「奈月」の今の関係に決着がつき、「フェレス」が冒頭で優しくなった理由や「奈月」の心理描写もしっかり書かれた話の展開で、「奈月」や「フェレス」以外の女性キャラ「鈴音」や「実央」、「リリス」に関する話は少なめになっていますので、最終巻としては、終わりかたも含めて、少し作品の評価は分かれる話ではないかと思いますが、この作品が好きな人には楽しめて読める、話の展開だと思いますし、終わり方もドタバタ系のラブコメ作品らしい終わりかたで中々良いと思いますので、、全体的に登場するキャラクターや話の展開に好みが合う人には、気楽に読める作品だと思います。

性転換該当作品としては、個人的に今回の話の舞台が温泉地と言うことで、性転換モノのお約束的な展開ともいえる、サキュバスに変身した該当キャラ「奏 真琴(兼田 真琴)」が、他の女性キャラと一緒に温泉に入るシーンが多くあって良く、ネタばれになりますが、他にも該当キャラと女性キャラが温泉に入っている時に偶然、女性キャラ達の性癖を解放してしまい該当キャラが襲われたり、男性の姿では聞けない話を女性キャラから聞いたりと女性に変身している該当キャラの行動や態度も含めて、性転換モノが好きな人には楽しめるシーンが多い作品だと思いますし、話の展開も女性に変身した「真琴」の態度やしぐさから遂に妹の「奈月」に「兼田 真琴」の正体がばれてしまったり、話の終わりの方では、「フェレス」から、怪我をしてしまった「奈月」を助けるために「真琴」が、「フェレス」の眷族として女性の身体で生きるか、「奈月」を見捨てて、元の男性の身体に戻るか選択をしなければならなくなったりと、終わり方も含め性転換モノらしいお約束的な話の展開になっている所も良いと思いますので、この作品が好きな人や性転換モノが好きな人には中々楽しめる良い作品だと思います。またこの巻も含めて全巻を通して、女夢魔(サキュバス)に変身した主人公の該当キャラに登場する女性キャラの精気を集めるために女性キャラの性癖を解放する力を持っている設定の為、サキュバスに変身した該当キャラと女性キャラの絡みが多く、ちょっとエロい描写も有るラブコメ作品ですので、全体的に性転換モノが好きな人には中々楽しめて読めるシーンが多くて良いと思いますし、話の展開もシリーズ作品ですので、多少複線などが出てくるものの、それほど難しい設定の作品ではなく、各巻ともに気楽に読め、該当の設定も「男子高校生が、悪魔の少女に女夢魔(もしくは女淫魔)「サキュバス」にされてしまう」と言う、他の一般向け、成人向け等の商業作品では、ほとんど見ない、珍しい該当作品ではないかと思いますので、性転換モノが好きな人で、話の展開や登場するキャラクターの好みが合う人には、面白く読める良い作品ではないかと思います。続きを読む

ジュエルガール 1.眠り姫と心の玉座   (角川スニーカー文庫)

ジュエルガール   1.眠り姫と心の玉座   (角川スニーカー文庫)ジュエルガール   1.眠り姫と心の玉座   (角川スニーカー文庫)
著者:青田 八葉
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)(2011-02-26)
作品内容
克輝は幸せの絶頂にいた。ひと目惚れの相手、六花への懸命なアタックが実り、恋人同士になれたのだ!だがその直後、六花が謎の失踪を遂げる。必死で六花を捜す克輝の前に現れた、不思議な色の髪と瞳を持つ少女。「ジュエルガール」「エンハンサー」…少女が口にした言葉の意味とは?恋人を取り戻すため、克輝は少女に「エンハンスメント」して戦うことを決意する。一筋縄じゃいかない初恋×変身ストーリー、堂々スタート。

2011年2月に角川書店(角川グループパブリッシング、角川スニーカー文庫)から発行された、憑依(精神同居)該当作品です。
少し違うかも知れませんし、ネタばれも含みますが、該当は「高校生の実の姉「石原 木乃葉」の親友の女子高校生「正角 六花」にひと目惚れをして、懸命なアタックの末に遂に恋人同士になったが、その直後に「六花」が謎の失踪を遂げてしまい、彼女を自力で探す決意をした、姉「木乃葉」と容姿と体形が殆んどそっくりな男子中学生「石原 克輝」は、「六花」を探そうとした矢先に出会った、ジト目のクールな性格で口先で人を丸めこむのが上手い、一つ年下の少女「清水 美海」や「克輝」を監視し、脅してきた燃えるような赤い髪と瞳が特徴の自分より少し年上の少女「明石 灯華」から、誘拐した少女の中で一番突出した感情を奪い、その感情を宝石に封印し、髪と瞳の色が、感情を封じ込めた宝石「封印石(シールストーン)」と同じ色に変わっているのが特徴の「宝石少女(ジュエルガール)」と呼ばれる少女たちを使う、謎の組織「AGK]に「六花」が誘拐された事を知る。そして「灯華」と出会った時に一部の感情を奪われ意識を失っている「ジュエルガール」と小指と小指を合わせることで、乗り移り、目覚めさせる力を持ち、乗り移った少女の精神の中にある「心理世界(ソウルフィールド)」の中心に有る王座に乗り移った少女の代わりに座ることで、現実世界での乗り移った少女の服装を「心理世界」で少女が来ている服装に変身させ、「シールストーン」の硬度を基準に身体能力が強化された少女の身体を操る力も持つ「少女憑依師(エンハンサー)」の力がある事を知った「克輝」は、謎の組織「AGK]を壊滅させようとしている「美海」や自分の感情を封じ込めた「シールストーン」を組織から取り返すために仲間になった「灯華」の二人に乗り移り(因みに、「克輝」が「ジュエルガール」に乗り移っている時は、「克輝」の身体は意識を失い行動不能になっている)「六花」を取り戻すために組織の「エンハンサー」が操る「ジュエルガール」と戦うことになる」です。

作品としては、個人的に現代を舞台にした一人称で話が進む、誘拐された恋人の少女「正角 六花」を救うために主人公「石原 克輝」が「ジュエルガール」と呼ばれる少女「清水 美海」や「明石 灯華」に乗り移り、変身して戦う、精神同居系の変身、恋愛モノのシリーズ作品で、今回の話は、世界観や主人公の相手になる組織の目的、「ジュエルガール」、「エンハンサー」等の設定の説明等がメインで、話としては、あまり進んでいない印象はありますが、登場する女性キャラも中々個性的で良く、主人公の目的になる、恋人の少女の関係や相手組織の目的、「ジュエルガール」、「エンハンサー」等の設定がしっかり説明されていて、テキストも読みやすく、戦闘シーンの描写も中々派手で、話の設定が理解しやすい話の展開だと思いますし、特に「ジュエルガール」と「エンハンサー」の設定は面白く、終わり方も少しネタばれになりますが、感情の一部を奪われている「美海」が「克輝」に告白している所で話が終わりますので、次の巻以降の二人の関係や話の展開など期待が持て、設定的にも特徴があって、今後な話の展開が面白くなりそうな作品ではないかと思います。

憑依該当作品としては、個人的に憑依する少女の精神の中に「心理世界」があり、その世界に有る、少女の精神の中心に有る王座に座ることで、その少女の身体を操る事が出来るようになる設定の精神同居系の憑依モノの作品で、ネタばれになりますが、主人公が少女の身体を操る事になるのは、話の最後の方になりますので、全体的に憑依モノの面白さは、まだ薄いと思いますが、感情の一部を奪われ「ジュエルガール」になった少女は、普段は意識を失い行動できなくなっている所や「ジュエルガール」を目覚めさせ行動させるには「エンハンサー」と呼ばれる能力者や同種の「シールストーン」を身につけさせないといけない等の設定や憑依した少女と会話をするのに「心理世界」と言う世界を舞台に二人の会話を視覚的に書いているのも特徴があって面白く、ネタばれになりますが、憑依した少女の身体を操る事になった主人公が、現実世界の憑依した少女の身体の胸を見ようとして、「心理世界」で憑依した少女に平手打ちされて止められる所は、精神同居モノではほとんど見られない描写で特に面白いと思いますし、他にも憑依した少女と視覚や聴覚、ダメージなどの感覚を共有し、話をするときには、口から憑依者と憑依した少女の2種類の声が聞こえるのも精神同居系の憑依モノらしさ出ていて良いと思いますので、全体的に話自体はあまり動いていない印象のあって、次の巻以降の話の展開に憑依モノの面白さは、出てくるのかはわかりませんが、精神同居系の憑依モノが好きな人やこの作品の設定や話の展開に興味がある人には、設定や描写に特徴のあって面白くなりそうな、中々オススメできる作品ではないかと思います。
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