2013年11月に少年画報社(TSコミックス)から発行された、女装・男装・性転換…異性へ変身する物語を集めたアンソロジーコミック作品の季刊誌[チェンジH]のタイトルを変更しリニューアルされた、性転換該当作品をメインとしたアンソロジーコミック作品の季刊誌[トランススイッチ]の第1号です。
作品としては、上でも書きましたが、前にこのブログでもご紹介した、2009年7月から発行が開始された、女装又は男装の異装子や男性又は女性が、異性の身体になってしまう性転換(変身、女体化、男性化、手術、精神転移、部分変化、転生)、精神の入れ替わりなどのアンソロジーコミック作品を収録した季刊誌[チェンジH]のタイトルを変更しリニューアルされた、性転換該当作品をメインのアンソロジーコミック作品集[トランススイッチ]の第1号に当たる季刊誌で、この第1号には、季刊誌[チェンジH]から連載されている、女装、性転換(変身)該当作品[のぞむのぞみ(著者:長月 みそか)]、性転換(変身)該当作品[えんとらんす!(著者:ポン貴花田)]、性転換(手術)該当作品[バランスポリシー(著者:吉富昭仁)]、季刊誌[チェンジH]の最終号となる第9号[チェンジH peach]に掲載された、性転換(変身、皮モノ)該当作品[転生少女(著者:お子様ランチ)]の各4作品が各2話ずつ掲載され、読み切り作品の性転換(変身)該当作品[突発性男女(著者:岸里 さとし)]、性転換(変身、精神女性化)該当作品[銀盤トランス・スケーティング(著者:松本 ミトヒ)]の2作品を含めて、計10作品の該当作品が収録されています。
少し違く、多少ネタばれも含みますが、この第1号に収録された、各作品の感想及び該当は、
女装、性転換(変身)該当作品[のぞむのぞみ] 著者:長月 みそか
個人的に作品としては、2010年10月発行の[チェンジH purple(第5号)]から題名を変更し連載が開始され、2012年11月に第1巻も発行されている、「女装癖に目覚めてしまったことがきっかけで、ある日、女の子の身体になってしまい、その事を家族や友人に隠し生活する、主人公である少年野球チームに所属する、中性的な顔立ちの男子中学生の女の子になった事への葛藤や日常を細かく描いている」該当作品で、今回収録された2話共に女の子の身体になってからずいぶんたった主人公である該当キャラの心理描写がしっかり描かれていて、収録された第1話では、女装癖を持っている事を知っている妹の協力で、親のいない日に女の子の服を着て楽しんでいる該当キャラが、女の子の身体での自慰行為に目覚めている事や女の子の服を着た姿で自慰行為の最中、妹と好意のを持つ女の子が家に帰ってきたことで、いとこの女の子の振りをしなければいけない事になってしまう話の展開は面白く、収録された第2話でも、友人たちと市営の温水プールに向った該当キャラが、友人の男子生徒の声変わりをカッコイイと思ってしまう姿や更衣室で、1人、女の子の身体から元の身体に戻れない事に悩みながら、元の身体に戻れないまま女の子としての生活を夢想する姿など該当キャラの揺れ動く心理描写が描かれ、最後には、遂に該当キャラの胸が少し膨らんできている事が描写されていて、この該当作品の話の展開が好みに合う人には、今後の話の展開が期待でき、面白く読める話になっていると思います。
性転換(変身)該当作品[えんとらんす!] 著者:ポン貴花田
個人的に今回は、2009年7月発行の第1号[チェンジH pink]から連載が開始され、現在まで計2巻の単行本も発行されている、ある日、古びた祠に奉られていた神様にお願いした事がきっかけで、朝起きたら、胸が巨乳の可愛い女の子の身体になってしまった、元男子学生「佐久間 円」を主人公にした、コミカルタッチの基本1話完結型の性転換(変身)該当作品[えんとらんす!]の第18話と第19話の2話が収録され、一時的に男子の身体に戻る事ができるようになった(但し、元の身体に戻るための腕輪が壊れてしまった事で、夜の間は女の子の身体に戻ってしまいますが)、「円」が修学旅行に行く第18話では、少々性的描写には好みが分かれますが、アホの子の「円」と思春期のクラスの男子生徒の話の掛け合いが面白く、この該当作品らしいいつものノリの話の展開で面白く読めて、女の子の身体になった「円」に好意を抱き、完全なストーカーとなった変態男子学生「根津」の「円」の部屋への侵入及びストーカー行為が描かれる第19話も「根津」のバカさ加減がしっかり描かれ、この該当作品が好みに合う人には、この第19話も面白く読める話になっていると思います。
性転換(変身)該当作品[突発性男女] 著者:岸里 さとし
個人的に作品としては、何代にも渡り、男性に生まれても十代の内に女性の身体になってしまう、呪われた家系に生まれ(因みに、祖父、父、兄も勿論、女性の身体になっている)、遂に自分もまた女の子の身体になってしまい、女子生徒として学校に通う事になった、眼鏡をかけた主人公の元男子生徒と隣に住む、親友の男子生徒との関係を描いた、性転換(変身)該当の読み切り作品で、話の後半は、該当キャラと親友の男子生徒が性行為をする話の展開になっている為、該当キャラの精神的な変化や戸惑いを描いた該当作品を好む人には、好みが分かれる所がある該当作品ではないかと思いますが、該当キャラのデザインを含めた絵柄は、あまり好みが分かれない絵柄で良く、作中では、女の子の身体になってしまった事で、今まで付き合っていた友人の男子生徒や親友の男子生徒と疎遠となってしまい戸惑うなどの該当キャラの心理描写や自分好みの可愛い女の子の身体になってしまった該当キャラに戸惑う親友の男子生徒の心理描写などは、中々しっかり描かれ、該当作品としての面白さは中々しっかりある話の展開になっていて、終わり方を含めて全体的に成人向けの該当作品的な面白さは中々しっかりある該当作品ではないかと思います。
性転換(変身、精神女性化)該当作品[銀盤トランス・スケーティング] 著者:松本 ミトヒ
個人的に作品としては、「成績の伸び悩みを打開する為に、藁にも縋る気持ちで、ある「伝説のデザイナー」が作り出した特注の衣装を注文した、フィギュアスケートクラブに所属している、小柄で中性的な顔立ちの男子高校生が、更衣室でその特注した衣装を着た直後、何故か自分の身体が可愛い女の子の身体になってしまった上に女の子になった身体に戸惑う中、スケートリンクの上で、長身のペア志望選手である友人の男子に声をかけられ、その友人の男子と一緒にペアの演技をする事になってしまった事がきっかけで、徐々に女の子として友人の男子に惹かれて行く」と言う話の展開の読みきりの該当作品で、この作品は上で書いた[突発性男女]とは対照的に、衣装を着て女の子の身体になってしまった該当キャラの戸惑いや精神的な変化をメインにしっかり描いている話になっていると思いますので、絵柄も含め、一般向けの該当作品やこの季刊誌に掲載された各該当作品が好みにあっと人には、十分面白く読める該当作品だと思います。
性転換(手術)該当作品[バランスポリシー] 著者:吉富昭仁
個人的に作品としては、2010年4月発行の第3号[チェンジH yellow]から連載が始まり、2012年11月には第1巻も発行された、「少子化にともない女児の出生率が極端に低下した事をきっかけに、他の先進国と同様に10年前から始まった、適性のある男性を女性の身体に変えて、出産率を上げようとする「男女均衡政策」の適合者であった為に女の子の身体に変えられた少年達の1人が、1年後の夏休み女の子になった身体で、親友の住む田舎に帰ってくる」と言う設定の該当キャラと親友の少年2人の夏休みの日常生活をメインに描いている該当作品の第11話と第12話が収録され、今回の収録された各話では、男子の身体だったときに該当キャラに好意を抱いていた幼馴染の女の子と該当キャラが好意を抱いていた年上の女の子との恋愛の決着を描いていて、今回もこの該当作品特有の独特な雰囲気がある話の展開で、この該当作品が好みに合う人には、今回も面白く読める話になっていると思いますし、収録された第2話の終わり方も根顔の話の展開が気になる終わり方で良いと思います。
性転換(変身、皮モノ)該当作品[転生少女] 著者:お子様ランチ
個人的に作品としては、上でも書きましたが、2013年3月発行の季刊誌[チェンジH]の最終号となる第9号[チェンジH peach]に掲載された、「昆虫や両生類、爬虫類など繭や脱皮などの変態し生体となる様々な生物と同じく、第二次成長を迎えると繭や脱皮などをして、大人へと成長、変態する「メタモルフォーゼ」と言う期間がある人々が住む世界を舞台に、その大人へ成長する「メタモルフォーゼ」を向えた少年たちの中にごくまれに、性別を飛び越え少年から少女の身体に変態する人々を描いていく」と言う、1話完結型のオムニバス形式の該当作品[転生少女]の第2話と第3話が収録され、大人へ成長する「メタモルフォーゼ」を向え脱皮した姉の皮を着た事がきっかけで、姉の皮と自分の皮膚が融合してしまい女の子の身体になってしまった、初めての「メタモルフォーゼ」をまじかにした主人公の元少年の女の子としての数日間の生活を描く第2話では、姉が脱皮した皮を着て、女の子の身体になってしまう、皮モノの該当設定になりますので、人によっては、作中の描写に好みが分かれる所がありますが、女の子の身体になってしまった主人公である元少年が、女の子としての様々な事を姉に教えられ、女の子としての生活に馴れ始めた数日後、初めての「メタモルフォーゼ」を向え、元の男性の身体に戻る話の展開になっているのは、思春期の男子の性転換を題材にした該当作品らしい良さがある話の展開と終わり方になっていると思いますし、両生類と同じ、身体の内部からの変態と女の子の身体になってしまう異性変態を向え、身体に違和感を感じ始めた水泳部の男子生徒と同じ水泳部の女子生徒の関係を描く第3話も、恋愛モノの該当作品的な話では無いものの、女の子の身体に変化し始めた自分の身体に戸惑う男子生徒の心境やその男子生徒の身体の変化の相談に乗る女子生徒の関係がしっかり描かれ、この第3話も思春期の男子の性転換を題材にした該当作品らしい良さがある話の展開と終わり方になっていると思います。また作中で、様々な生物と同じく、地域や血縁によって、様々な種類の「メタモルフォーゼ」がある該当設定も面白いと思いますので、作中の描写や主人公である該当キャラの心理描写はそれほど細かく描かれていない印象を受けますが、収録された2作品共に話の展開や該当設定などが好みに合えば、該当作品的な面白さはしっかりあって面白く読める該当作品ではないかと思います。
性転換該当作品としては、個人的に上でも書きましたが、この季刊誌は、前にこのブログでもご紹介した、女装又は男装の異装子や男性又は女性が、異性の身体になってしまう性転換(変身、女体化、男性化、手術、精神転移、部分変化、転生)、精神の入れ替わりなどのアンソロジーコミック作品を収録した季刊誌[チェンジH]のタイトルを変更しリニューアルした、性転換該当作品メインの季刊誌[トランススイッチ]の第1号に当たる季刊誌になりますので、[チェンジH]に掲載されていた女装該当作品や性転換(変身)該当作品以外の該当作品が好みにあって人には、少し好みが分かれる所があるかもしれませんが、性転換該当作品メインのアンソロジーコミック作品集になっていますので、性転換該当作品が好みに合う人には、[チェンジH]より面白く読める作品構成になっていると思いますし、[チェンジH]から引き続き連載されている、今回2話収録された各連載作品も、各連載作品の話の展開が好みが合う人には、各連載作品らしい面白さがしっかりある話の展開になっていて、今後の話の展開が気になる作品もあって。面白く読めると思います。また読み切り作品2作品も、作中の性行為描写には好みが分かれる所があるものの、作中には該当作品又は成人向けの該当作品の面白さがしっかりあって、中々対照的な話の内容になっている点も中々面白いと思いますので、連載作品が計8作品、読み切り作品が2作品と言う構成で、この季刊誌[トランススイッチ]から各作品を初めて読む人には、人によって作品の評価や好みが分かれる所があると思いますが、各連載作品共に前回までのあらすじや内容が中々しっかり書かれたページがあって、性転換モノの該当作品が好みに合う人や各連載作品を読んだ事がある人などには、[チェンジH]と同じく今回も面白く読める作品が多く、オススメできる良作の季刊誌ではないかと思います。続きを読む