作品内容
過去世の夕紫との繋がりが現世の自分の体にも影響を及ぼし始めた紫。彼の周りの人達も同様で、里見は紫を殺そうという思いに囚われるようになる
。一方、真秀は紫の身を守る為に準備を進めるが…。遂に明かされる夕紫の死の真相!
感動の完結巻!! 2014年5月刊。

2014年5月に白泉社(花とゆめCOMICS)から発行された、性転換(転生)、憑依該当作品[ゆかりズム]の最終巻・第4巻です。
作品としては、出版社[白泉社]から毎月26日に発行されている,少女向けの月刊誌[別冊・花とゆめ]にて、2010年[12月号]から連載が開始された(一時休刊を挟んでいますが)、「主人公である歴史小説家の17歳の男子高生「小早川 紫」は、実は、江戸時代の花魁の女性「夕紫」の生まれ変わりで、眠るたびに見る、不思議な夢の中では、自分の意識が過去世である花魁の女性「夕紫」の身体に乗り移ってしまう」設定の憑依モノの要素もある転生モノの該当作品で、この最終巻・第4巻に収録された話は、[別冊・花とゆめ・2013年11月号]、[別冊・花とゆめ・2014年1月号、3月号、5月号]に掲載された、第十四話から最終話である第十七話までと書き下ろしのおまけマンガが1ページ収録されています。また今回収録された話では、「紫」の過去世である花魁の女性「夕紫」との結びつきが強くなったことが要因で、徐々に過去世の影響を受け、現代に生きる自分の身体にも変化が見え始めた「紫」と、同じく過去世の影響で変化し始めた、「夕紫」の死に関係している、凄腕の呪い師の男性「嵩村 静」を過去世にもつ、同級生の女子高生「立花 真秀」、「夕紫」の働く見世(店)の用心棒の男性「数馬」を過去世に持つ、「紫」の屋敷の新しいお手伝いとしてやってきた男性「里見 克彦」の3人の過去と現代の関係と「夕紫」の死の真相、そして全ての過去世への決着が描かれていきます。

性転換、憑依該当作品としては、個人的に上でも書きましたが、この作品は、「江戸時代の花魁の女性「夕紫」の生まれ変わりである記憶を持つ、歴史小説家の17歳の男子高生「小早川 紫」が、ある時、不思議な夢の中で自身の過去世である花魁の女性「夕紫」の身体に乗り移ってしまった事がきっかけで、「夕紫」の死に関係している、2人の男性を過去世に持つ同級生の女子高生「立花 真秀」と「紫」の屋敷の新しいお手伝いとしてやってきた男性「里見 克彦」と出会っていく」と言う、転生モノの該当作品になりますので、最終巻である事も含めて、今回も該当作品的な面白さは薄い所があると思いますが、作中では、徐々に過去世の影響を受け、肉体や精神的に変化し始める該当キャラである「紫」を含めた3人の姿をしっかり描き、特に花魁の女性「夕紫」を過去世に持つ「紫」が男性とは思えない女性的な色気を発し始めるのは、該当作品的にも中々面白い描写だと思いますし、話の展開的にも花魁の女性「夕紫」の死の真相やその「夕紫」に関係した「嵩村 静」、「数馬」そして「夕紫」自身のおのおのの想いと3人が今の現代で再び出合った理由がしっかり描かれていき、3人の過去世の思いに決着を付け新たな未来を歩んで行く3人の姿とすべてに決着を付けた「紫」と「真秀」の新しい関係が描かれる綺麗な終わり方も転生モノの作品の良さと女性向けの恋愛モノの作品の良さがある話の展開になっていると思いますので、全巻を通して全体的に該当作品的な面白さは薄い所がありますが、過去と現代の各キャラクターの関係や心理描写がしっかり描かれ、過去世の縁を来世である現代で解消し、新たな未来を歩んで行く転生モノの面白さは十分にあって、作中に登場する各キャラクターの絵柄や表情なのも良く、転生モノの該当作品が好みに合う人には、好みが合えば十分に面白く読めて、作品としては、個人的に話の展開がしっかりしていて、オススメできる良作のシリーズ作品ではないかと思います。
このブログでご紹介した、第1巻から第3巻です。このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。
ゆかりズム 1 (花とゆめCOMICS)
出版社:白泉社
2011-06-20


ゆかりズム 2 (花とゆめCOMICS)
出版社:白泉社
2011-12-20


ゆかりズム 3 (花とゆめCOMICS)
出版社:白泉社
2013-08-20