俺、ツインテールになります。3 (ガガガ文庫)俺、ツインテールになります。3 (ガガガ文庫) [文庫]
著者:水沢 夢
出版: 小学館
(2013-03-19)
作品内容
眼鏡との死闘! 最強の敵と、最大の修羅場

トゥアール奪還のため、ついに姿を現した闇の処刑人・ダークグラスパー! 強力な属性である眼鏡属性から作られた『グラスギア』を身にまとう少女の姿に、戸惑いを覚える総二。
「愛香はさておき、俺は人間の少女を相手に本気で戦えるのか?」。
総二の悩みをよそに、ダークグラスパーはアルティメギルの兵力を再編成し、ツインテイルズを倒すための作戦を着々と進行していく……。
そんななか、新たにツインテイルズの一員となった神堂慧理那は、ヒーローとしての活動で頭がいっぱいになるあまり、従来の生活サイクルが崩壊。それを見かねた学園理事長であり慧理那の母親である神堂慧夢は、18歳で結婚しなければならないという一族の掟にならい、娘の婿探しを開始。責任を感じてそれを阻止しようとする総二たちだが、思わぬ方向へ話が進み、愛香とトゥアールは焦り始める……。

登場人物みぃぃぃぃんな変態!
徐々に中毒読者を増やしている『俺、ツインテールになります。』シリーズ新作第三弾が登場!
火傷するほど熱い変態ヒーローたちの戦いをみんなで応援しよう!

2013年3月に小学館(ガガガ文庫)から発行された、性転換(変身)該当作品[俺、ツインテールになります。]の第3巻です。
作品としては、前にこのブログでもご紹介した、第6回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞を受賞した「ツインテールをこよなく愛す男子高校生が、赤いツインテールの幼女「テイルレッド」に変身して、究極のツインテール属性を手に入れようとする、未知の異世界人の大組織と戦う」と言う設定のツインテール愛にあふれた、主人公の一人称で話が進む、コメディタッチの変身ヒロインモノの性転換(変身)該当作品[俺、ツインテールになります。]の第3巻に当たる作品で、今回の話は、前回、強力な「ツインテール属性」で起動する「テイルブレス」から生成される「空想装甲(テイルギア)」を作り出した、巨乳で変態な異世界人の女の子「トゥアール」と口より手が先に出る貧乳ではあるが、見事なツインテールを持つ幼馴染の女子生徒「津辺 愛香」こと「テイルギア」を身にまとった第2の戦士「テイルブルー」の2人の思惑が絡み合う中、新たに作り出された「テイルブレス」を身に付け、第3の戦士「ティルイエロー」と変身し、仲間に加わった(同時に新たな性癖にも目覚めてしまったが)、ヒーローモノの作品が大好きで、自分の通う学校の生徒会長でもある、見事なツインテールを持つお嬢様な女子生徒「神堂 慧理那」と共に、人間の精神エネルギー「属性力(エレメーラ)」を糧にする、変態紳士にしか見えない性格と異形の姿をした未知の異世界人「エレメリアン」の大組織「アルティメギル」の新幹部2人を激戦(色々な意味で)の末、撃破した、ツインテールをこよなく愛す、主人公の男子生徒「観束 総二」こと赤毛のツインテール幼女「テイルレッド」だったが、「愛香」と「慧理那」が気絶している満身創痍の状況の中、「テイルギア」に酷似した「眼鏡属性」から作られたと言う「グラスギア」を身にまとい、人間の身でありながら「アルティメギル」の首領直属の幹部「ダークグラスパー」として現れた、言動からどう考えても「トゥアール」のストーカーにしか思えない、謎の女の子「イースナ」が登場した所から話が始まります。

性転換該当作品としては、個人的に上でも書きましたが、主人公及び敵味方を含めて変態(ほめ言葉)しか登場しない、ツインテール愛にあふれた、コメディタッチの変身ヒロインモノの該当作品[俺、ツインテールになります。]の第3巻に当たる作品で、今回も該当キャラがツインテール愛にあふれ過ぎている為に該当作品的な面白さは薄く、話の展開的にも前回第2巻の直後から始まり、初めて読む人には話の展開がわかるずらい所もあると思いますので、人によって該当作品としての評価や好みは大きく分かれる作品ではないかと思いますが、今回の話では、味方側では第3の戦士「ティルイエロー」に変身し仲間に加わった、お嬢様な女子生徒「神堂 慧理那」と敵側では首領直属の幹部「ダークグラスパー」こと「イースナ」を中心に失われつつある「属性力」をテーマに新事実(主人公にしかダメージはありませんが)なども明かされていく話の展開になっていて、今回も作中に登場するキャラクター達のある種の突き抜けた話の掛け合いや外見からは予測できない新キャラクターたちの濃い性格、特撮ヒーローモノらしい熱さのある言動や設定、連携及び合体攻撃など、前2作品を面白く読めた人には、今回も面白く読める話の展開になっていると思いますし、該当作品としても、少しネタバレになりますが、上で書いたように本編中では該当作品としての面白さ薄いものの、話の最後では、赤毛のツインテール幼女「テイルレッド」に変身した主人公である該当キャラ「観束 総二」が、一瞬元の身体に戻れなくなる描写があり、変身ヒロインモノの該当作品が好みに合う人には、次の第4巻の話の展開が中々期待できるのではないかと思いますので、今回も該当作品としての面白さは評価が分かれる作品ではありますが、この作品のある種突き抜けたコメディタッチの面白さが好みに合う人や変身ヒロインモノの作品又は変身ヒロインモノの該当作品が好みに合う人には、今回もオススメできる中々良作の該当作品ではないかと思います。
このブログでもご紹介した第1巻及び第2巻です。このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。
俺、ツインテールになります。 (ガガガ文庫)俺、ツインテールになります。 (ガガガ文庫)
著者:水沢 夢
販売元:小学館
(2012-06-19)


俺、ツインテールになります。2 (ガガガ文庫)俺、ツインテールになります。2 (ガガガ文庫) [文庫]
著者:水沢 夢
出版:小学館
(2012-11-20)