一般向けの作品ですが、作中には、性的描写及びBL要素のある描写が多数ありますので、ご注意ください。
たまたまオトメ 1 (ジェッツコミックス)
たまたまオトメ 1 (ジェッツコミックス)
著者:原田重光 (企画・原案)、瀬口たかひろ (イラスト)
販売元:白泉社


作品内容
超・草食系の拓ちゃんは、ある日突然現れた悪魔にタマを小さくされちゃった!! そのせいなのか、拓ちゃんの言動が何だか女らしく…!? 不思議な♂♀中間色ストーリー、期待の第1巻!! 2012年6月刊。

2012年6月に白泉社(ジェッツコミックス)から発行された、性転換(精神女性化)、女体化(フタナリ女体化)、女装該当作品です。
少し違うかもしれませんし、少しネタバレも含みますが、該当は「同じ学校に通う、女子生徒「ユリ」と大の仲良しではあるが、男女の中ではなく、女友達のような関係を続けている、中性的な顔立ちで、超がつく程の草食系の性格の男子生徒「山本 拓」は、ある日、月に住む、妖魔一族の長「アラディア」によって、20年後、妖魔一族の人類支配の野望を阻む、救世主の父となる「拓」の精巣に呪を掛けられ、性的機能を果たせなくしてしまった事とが原因で、「拓」に好意を持つ「ユリ」の想いとは裏腹に王子様と思い込んだ、同じクラスの男子生徒「裕二」にキスしてもらえれば呪が解けると乙女チックな勘違いを抱くなど、徐々に言動や思考が女の子らしく変化し始めてしまうのだった。その上、何とか呪を解き、元の身体と性格に戻ってもらおうと奮闘し、遂に運命の修正によって「拓」が完全に女の子の身体になり、母親として生んだ救世主に妖魔一族が滅ぼされる事を予言で知った「アラディア」と魔女としての契約を結んだ「ユリ」を尻目に女子制服など女性物の服を着て、女の子として生活を始め、好意を持った「裕二」と男性同士のはずが恋人同士として付き合い始めた「拓」の身体は、遂に思考と同じく、徐々に女の子の身体に変化し始めてしまうのだった」です。

作品としては、白泉社から月2回発行されている、青年漫画雑誌[ヤングアニマル]の増刊号として、不定期に発行(現在はほぼ季刊状態で発行されています)されている、青年漫画雑誌[ヤングアニマル増刊あいらんど:2010年5/10号(no.11)]から連載が開始された、該当作品で、この第1巻には、[ヤングアニマル増刊あいらんど:2010年5/10号(no.11)]から[ヤングアニマル増刊あいらんど:2012年2/5号(no.17)]までに掲載された、第1話から第7羽までが収録されています。

性転換該当作品としては、個人的に上の該当でも書いていますが、この作品は、救世主の父となる運命をもっていた事で、妖魔一族の長に男性としての性的機能を失われる呪をかけられてしまい、徐々に女の子らしくなり、遂に男子生徒と恋人同士になってしまう、男子生徒を中心に妖魔一族と天使の暗躍などシリアスな要素も盛り込んだ、精神女性化及び男の娘モノの該当作品で、話の展開的に該当キャラが完全に女の子の身体に変化する可能性は低く(変化した場合には、ヒロイン及び妖魔一族的にはバットエンドになりますので)、作中には、王子様と思い込んでいる男子生徒と恋人同士になった該当キャラ(精神的には、ほぼ女の子)が、男性同士で肉体関係を持とうとするなどのBL的な描写もありますので、性転換該当作品的には人により、該当作品としての判断を含めて作品の評価や好みが分かれる作品ではないかと思いますが、話の展開は、呪によって、男性としての性的機能を失われた該当キャラが徐々に女の子らしくなっていく、思考や行動の変化が細かく描かれていて、女性の身体に変化し始めた該当キャラの身体の変化及び精神の変化を細かく描いた該当作品が好みに合う人には、面白く読める要素が多い該当作品ではないかと思いますし、作中に登場する該当キャラに好意を持つヒロインの表情や行動、該当キャラに王子様と思われ、男性同士なのに好意を持ち始めた男子生徒の行動と該当キャラへの好意の変化なども面白く、ネタバレになりますが、第5話からは、該当キャラの精神が女の子の精神に完全に変化した場合には、運命の修正によって該当キャラの身体は完全に女の子の身体に変化し、該当キャラが聖母として産んだ救世主が妖魔一族を含めた悪と認識した存在を完全に滅ぼす事が語られ、その為に元の男の子の身体に戻そうと妖魔一族の長がヒロインに協力を求め、天使側にも、該当キャラを完全に女の子の身体に変えて、妖魔一族などを完全に滅ぼそうと暗躍する天使が登場するなどの設定や話の展開も面白く、今後の話の展開に興味がわく話の展開になっていると思いますので、該当作品的には作品の評価や好みが分かれる所がありますが、該当キャラの身体の変化及び精神の変化を細かく描いた該当作品が好みに合う人には、今後の話が期待できる、中々オススメの良い該当作品ではないかと思います。
このブログでご紹介した、最終巻・第2巻です。このブログでの紹介文にはタイトルからいけます。