世界の果てで愛ましょう 6 (電撃コミックス)世界の果てで愛ましょう 6 (電撃コミックス)
著者:武田 すん
販売元:アスキー・メディアワークス

作品内容
祐二の家出問題が無事解決したのもつかの間。ある日、アレックス主催の舞踏会に招待された涼馬とエミリオは、危険な香りのする男と出会う。その男が涼馬に害をなすと予感したエミリオは、涼馬を男に戻そうとするのだが――?
ギャグあり、シリアスあり、乙男女(おとめ)なラブコメは怒涛の展開!

2012年4月にアスキー・メディアワークス(電撃コミックス)から発行された、性転換(変身)該当作品[世界の果てで愛ましょう]の第6巻です。

作品としては、月刊誌[電撃マ王・2009年1月号]から連載が開始された、「人が良い、気弱な性格のおかげでクラスの面倒なことを全部押し付けられている、主人公の男子高生「矢野 涼馬」が、ある日、とある事がきっかけで見初められた、異世界の王子「エミリオ」に薬で女の子の身体に変えられた上に求婚されてしまう」設定のドタバタ系の性転換(変身)該当のラブコメ作品[世界の果てで愛ましょう]の第6巻に当たる作品で、この第6巻には[電撃マ王・2011年10月号]から[2011年12月号]、[2012年1月号]、[2012年3月号]から[2012年4月号]に掲載された、第30話から第35話に描き下ろしのおまけ漫画が収録されています。

性転換該当作品としては、個人的に今回第6巻に収録されている話は、前回第5巻に収録された第28話と第29話の続きとなる、主人公である該当キャラ「矢野 涼馬」の実の弟でありながら、女の子の身体になった「涼馬」に好意を抱く「祐二」が、ひょんな事から一時的な記憶喪失になってしまい、「涼馬」を自分の恋人だと思い込んで暴走してしまった末に家出をしてしまい、「エミリオ」の元許嫁であったが今は、「祐二」に好意を抱く巨人族の王女「アリシア」の経営する旅館に偶然連れてこられる所から始まる第30話、その続きとなる、家出した「祐二」を連れ戻そうと「アリシア」の旅館に「涼馬」がやって来る第31話と第32話、「エミリオ」の国にやって来た「涼馬」が、「エミリオ」が自分の国の番組で餃子の作り方(「涼馬」が教えた作り方)を話した事がきっかけで餃子専門店を始めた貧乏な店に本当の餃子の作り方を教える第33話、上の作品内容にも書かれていますが、第4巻・第23話から第5巻・第26話まで登場した、「エミリオ」の腹違いの弟「アレックス」主催の舞踏会に招待された事がきっかけで、「エミリオ」が「涼馬」に元の男の身体に戻る薬を渡すことになってしまう、次回第7巻に話が続く、シリアスな話の展開の第34話と第35話の計6話が収録された作品で、「祐二」と「アリシア」をメインに描かれ、「祐二」に対しての「アリシア」のコミカルな恋愛模様や「涼馬」の「祐二」に対してのブラコンぶりと暴走が面白く描かれた第30話から第32話や「エミリオ」の国にやって来た「涼馬」が、貧乏な店に本当の餃子の作り方を教える第33話は、この作品が好みに合う人には、この作品らしい、いつものノリの話で面白く読めると思いますし、少しネタバレになりますが、第35話の最後で「エミリオ」が「涼馬」に元の男の身体に戻る薬を渡し別れを告げる事になってしまう、第34話と第35話の話の展開は、第4巻・第23話から第5巻・第26話までの話と同様に重めのシリアスな話の展開になっていますので、この作品が好きな人には、少し好みが別れる所があるかもしれませんが、話の展開的には、この作品の物語が佳境を迎えた始めた印象が強く、今回第6巻も今後の話の展開がどのように進むか期待できる終わり方になっているのではないかと思いますので、この作品が好みに合う人には、今回も面白く読める話が多く、今後の話の展開が期待できる、オススメの良作ではないかと思います。
このブログでもご紹介した、第1巻から第5巻です。このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。
世界の果てで愛ましょう 1 (1) (電撃コミックス)
世界の果てで愛ましょう 1 (1) (電撃コミックス)
著者:武田 すん
販売元:アスキー・メディアワークス
(2009-05-27)


世界の果てで愛ましょう (2)世界の果てで愛ましょう (2)
著者:武田 すん
販売元:アスキー・メディアワークス
(2009-12-18)


世界の果てで愛ましょう 3 (電撃コミックス)世界の果てで愛ましょう 3 (電撃コミックス)
著者:武田 すん
販売元:アスキー・メディアワークス
(2010-07-27)


世界の果てで愛ましょう 4 (電撃コミックス)世界の果てで愛ましょう 4 (電撃コミックス)
著者:武田 すん
販売元:アスキー・メディアワークス
(2011-02-26)