ゆかりズム 2 (花とゆめCOMICS)ゆかりズム 2 (花とゆめCOMICS)
著者:潮見知佳
販売元:白泉社


作品内容
紫の家に新しくお手伝いとしてやって来た里見克彦という男性を、生まれる前から知っていると感じた紫。真秀は何故か里見に対して嫌悪感を覚えたようで…。次第に険悪になる真秀と克彦は、遂に口論を始め!?更に再び過去世へ来た紫が目にしたのは!?

2011年12月に白泉社(花とゆめCOMICS)から発行された、性転換(転生)、憑依該当作品[ゆかりズム]の第2巻です。
作品としては、出版社[白泉社]から毎月26日に発行されている,少女向けの月刊誌[別冊・花とゆめ]にて、2010年[12月号]から連載が開始された、「主人公である歴史小説家の17歳の男子高生「小早川 紫」は、実は、江戸時代の花魁の女性「夕紫」の生まれ変わりで、眠るたびに見る、不思議な夢の中では、自分の意識が過去世である花魁の女性「夕紫」の身体に乗り移ってしまう」設定の憑依モノの要素もある転生モノの該当作品で、この第2巻に収録された話は、2011年[6月号]から2011年[9月号]までに掲載された、第五話から第八話までと書き下ろしのおまけマンガが1ページ収録されています。また今回収録された話では、「紫」の書く歴史小説のファンで、右腕に火傷の様なあざがある、同級生の女子高生「立花 真秀」と第1巻の最後に収録された、第四話の最後に登場した、「紫」の屋敷の新しくお手伝いとしてやって来た男性「里見 克彦」の2人が、「紫」の過去世である花魁の女性「夕紫」と縁の深い人物だと言う事が明かされます。

性転換、憑依該当作品としては、個人的に前にこの作品の第1巻をご紹介したときにも書きましたが、「主人公である歴史小説家の17歳の男子高生「小早川 紫」は、実は、江戸時代の花魁の女性「夕紫」の生まれ変わりで、眠るたびに見る、不思議な夢の中では、自分の意識が過去世である花魁の女性「夕紫」の身体に乗り移ってしまう」設定の憑依モノの要素もある転生モノの該当作品で、この作品に収録された話の中では、今回も「紫」が「夕紫」の身体に乗り移るのは、1回だけと少なく(とは言え第1巻を含めて、「紫」が「夕紫」の身体に乗り移るシーンは3度目になりますが)、人によっては、該当作品としての面白さは薄い印象を受ける所があるかもしれませんが、今回も話の展開は面白く、特にネタバレも含みますが、「夕紫」の馴染みの客である、凄腕の呪い師の男性「嵩村 静(実は、同級生の女子高生「立花 真秀」の過去世)」と夜伽中の「夕紫」の身体に「紫」が乗り移ってしまう所や現代の世界で「真秀」が過去世の「嵩村 静」と「夕紫」の語らいを夢の中で見るシーンの中で、「紫」と「夕紫」の性格は結構似ているものの、「紫」の乗り移った「夕紫」と花魁の女性である「夕紫」の表情としゃべり方が違う所がしっかり描かれているのは、憑依モノの良さが出ているシーンではないかと思いますし、他にも現代の世界で「真秀」と「紫」の屋敷の新しくお手伝いとしてやって来た男性「里見 克彦(実は、「夕紫」の働く見世(店)の用心棒の男性「数馬」の生まれ変わり)」の2人が、過去世に引っ張られるように無意識にいがみ合ってしまった上に過去世の「嵩村 静」の意識に乗っ取られた「真秀」が「克彦」に襲い掛かってしまう所などは、転生モノの面白さが上手く出ている話の展開ではないかと思いますので、該当作品としては、人により好みが分かれる所はあると思いますが、この第2巻の最後に収録された第八話の終わり方も面白く、この作品に興味がある人や転生、憑依モノが好きな人には、今後の話の展開が期待できる、オススメの良作ではないかと思います。
このブログでご紹介した、第1巻です。このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。
ゆかりズム 1 (花とゆめCOMICS)ゆかりズム 1 (花とゆめCOMICS)
著者:潮見知佳
販売元:白泉社
(2011-06-20)