ないしょのつぼみ 7 (フラワーコミックス)ないしょのつぼみ 7 (フラワーコミックス)
著者:やぶうち 優
販売元:小学館

作品内容
つぼみにユーレイがとりついた!?

大人気シリーズ「ないしょのつぼみ」最新第7弾(八木つぼみ編)が発売!
泣き虫でお人好しのつぼみに、記憶喪失のユーレイがとりついてしまった! 学校でも家でもお風呂場でも、ユーレイ・昴とぴったんこ。お年頃のつぼみとしては、早く記憶を取り戻し、成仏してもらいたいんだけど……!?
巻末に、「ないつぼ」第1巻の番外編を2本収録。

2011年4月に小学館(フラワーコミックス)から発行された、憑依(精神同居)該当作品です。
作品としては、月刊誌「小学四年生」別冊付録にて、2010年4月号より2011年3月号に掲載された、1冊ごとに主人公が変わり、1冊で完結する、思春期がはじまったばかりの女のコが主人公の初恋と性成長の行方を題材とした、1冊読み切り型の作品[ないしょのつぼみ]シリーズの巻数的には8巻目(外伝が1巻有りますので)に当たる、7人目の女の子「八木 つぼみ」が主人公となリ、全12話で構成された作品になります。また巻末には、このシリーズ作品の第1巻での主人公「立花 つぼみ」がメインとなる第1巻の番外編が2本収録され、前にこのブログでもご紹介した[ないしょのつぼみ 6 (フラワーコミックス)]は入れ替わり該当作品になります。

少し違うかもしれませんが、今巻[ないしょのつぼみ 7]の該当は「ある春の日に死んでしまった、おばあちゃんが、眠る事になったお墓に佇む、記憶喪失のユーレイ「昴」を見えてしまったことが原因(どうやら、「つぼみ」が付けているカチューシャが媒介になり「昴」の姿が見え、会話も出来る)、で取り憑かれてしまった、最近4年生に進級した女の子「八木 つぼみ」は、人には触れないものの、幽霊なのに物を動かしたり、通り抜けができ、「つぼみ」の身体にだけは触れられる「昴」が記憶を取り戻し成仏するまで、一緒に生活することになってしまった、ある日、学校の水泳の授業で、「つぼみ」がプールに入るときに足を滑らせ偶然、「昴」の腕をつかんでしまい、「つぼみ」の身体の中に「昴」が入ってしまったことがきっかけで、「昴」が「つぼみ」の身体の中に入ると、「昴」が「つぼみ」の身体を操る(因みに、感覚も共有しているらしい)ことができることに気が付いてしまう」です。

個人的に作品としては、前にこのブログでもご紹介した、入れ替わり該当作品[ないしょのつぼみ 6 (仁家 つぼみ編・フラワーコミックス)]と同じ、思春期がはじまったばかりの女のコが主人公の初恋と性成長の行方を題材とした、1冊読み切り型の作品[ないしょのつぼみ]シリーズの本編第7弾に当たる、記憶喪失のユーレイ「昴」に取り憑かれてしまった、女の子「八木 つぼみ」が主人公となる作品で、この作品が連載されていた月刊誌の年齢層の関係か、他のシリーズ作品ほどは、このシリーズ作品らしい特徴的なシーンは少ないかもしれませんが、話の展開はしっかりしていて、ユーレイに取り憑かれてしまった事で、着替えを見られたり、主人公「つぼみ」にしか見えない「昴」と話をしていて、周りの友人に怪訝な表情をされたり、記憶喪失のユーレイ「昴」の素性を探していったりなど、ユーレイと同居する話らしいシーンは多く、好みが合う人には楽しめて読める作品だと思いますし、巻末に収録された、このシリーズ作品の第1巻での主人公「立花 つぼみ」がメインとなる第1巻の番外編2本共に、このシリーズ作品らしい話の内容になっていて、このシリーズ作品が好きな人には楽しめる話ではないかと思いますので、このシリーズ作品が好きな人やこの作品が好きな人には、今巻も中々楽しめて読める作品だと思います。

憑依該当作品としては、個人的に前にこのブログでもご紹介した、入れ替わり該当作品[ないしょのつぼみ 6 (仁家 つぼみ編・フラワーコミックス)]と同じ、思春期がはじまったばかりの女のコが主人公の初恋と性成長の行方を題材とした、1冊読み切り型の作品[ないしょのつぼみ]シリーズの本編第7弾に当たる、記憶喪失のユーレイ「昴」と主人公「つぼみ」の関係が描かれた、主人公とその主人公に取り憑いた幽霊が同居するタイプの話の展開の作品で、基本的に主人公「つぼみ」の後ろで、ユーレイの「昴」が背後霊のように浮遊している描写がメインになりますので、このブログでもご紹介した、憑依該当作品的な面白さは薄い所があると思いますが、話の展開に「昴」が「つぼみ」の身体に入り、操れる理由などの「つぼみ」と「昴」の運命的な関係などがしっかり説明されていて、特に少しネタバレになりますが、「昴」が「つぼみ」の身体に入り身体を操ることで「昴」の記憶が少し戻ったり、この話の最後のほうで、本当は事故で意識不明になっていた、「昴」の身体に戻る為、ユーレイの「昴」が「つぼみ」の身体を通して、元の身体に戻る展開など、「昴」が「つぼみ」の身体に入り、操れる理由が話の展開にしっかり関わって来るのも中々面白い展開だと思いますので、憑依該当作品としては、人により、作品の評価や好みが分かれる作品だと思いますが、話はしっかりしていて、このシリーズ作品が好きな人やこの作品の話の展開に興味があり、好みが合う人には、楽しめて読める、良い作品ではないかと思います。

このブログでもご紹介した、上でご紹介した作品と同シリーズ作品の入れ替わり該当作品です。
ないしょのつぼみ 6 (ちゃおフラワーコミックス)
ないしょのつぼみ 6 (ちゃおフラワーコミックス)
著者:やぶうち 優
販売元:小学館
(2010-04-28)