僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)僕の妹は漢字が読める (HJ文庫)
著者:かじいたかし
販売元:ホビージャパン

作品内容
『きらりん!おばんちゅおそらいろ』それは、現代日本文学を代表する作家オオダイラ・ガイの最新作だ。彼の小説に感動した高校生イモセ・ギンは、ツンデレ気味だけど本当は兄思いのクロハ、クールでちょっと毒舌系の幼女ミルというふたりの可愛い妹と連れ立って、オオダイラのもとを訪れる。しかし、そこでギンや妹たちは謎の現象に巻き込まれてしまい―。第5回ノベルジャパン大賞銀賞受賞作。

2011年6月にホビージャパン(HJ文庫)から発行された、主人公ではありませんが、メインキャラクターの1人に性転換(変身)該当キャラが登場する作品です。
少し違うかもしれませんし、ネタバレも含みますが、該当は「普段使う現代文では、漢字が一切使われなくなり、ひらがな、カタカナ表記と萌え文化が浸透し、世間一般となった23世紀の日本で、2060年に発表され、23世紀の今に至る萌えの流れを汲む正統派文学を生み出し日本文化全体に大きな影響を与えた、妹モノの伝説的なベストセラー作品[おにいちゃんのあかちゃんをうみたい(通称、おにあか)]に感銘を受け、漢字は読めないが23世紀現在の正統派文学(ひらがな表記が主流の為、特に漢字は使用されていない)の作家を目指す、高校生の主人公「イモセ・ギン」と血が繋がらず義理の妹に当たる(「ギン」が赤ん坊のときに今の両親に引き取られて来た為)、漢字が読める2人の可愛い妹、ツンデレ気味の性格だが本当は兄思いの女の子「イモセ・クロハ」とクールでちょっと毒舌系の性格をした10歳の女の子「イモセ・ミル」の3人は、ある日、「ギン」が尊敬し憧れている、23世紀の現代日本文学を代表する正統派文学の作家(勿論漢字も読める)ではあるが、脳内に20人の10歳の妹がいると言っている非常に残念な性格(「クロハ」と「ミル」の2人は毛嫌いをしているが、「ギン」は言動を聞いても尊敬している)の70歳の男性作家「オオダイラ・ガイ」に出会ったことがきっかけで、「オオダイラ」の誕生日プレゼントとして、知り合いの科学者「チョウマバヤシ」が送ってきた、食べることで願った時間と場所に行くことが出来るスペシャルな「マシュマロ」を「オオダイラ」と共に4人で食べてしまった所為で、漢字がまだ使用されていた21世紀の過去の世界にタイムスリップしてしまい、そこで「ギン」の初恋の女の子である[おにあか]のヒロイン「タイテイ・ホミュラ」にそっくりのちょっと天然の心優しい美少女「弥勒院 柚(みろくいん ゆず)」に出会ってしまう。その上、21世紀の過去に一緒に来てしまった、70歳の男性作家「オオダイラ・ガイ」の身体は、食べることで願った時間と場所に行くことが出来るスペシャルな「マシュマロ」を食べた副作用(65歳以上に起きる副作用)の所為で、「オオダイラ」が願った、金髪ツインテールのフリルの付いた黒いドレスワンピースを着ている、10歳ぐらいの年齢の女の子の身体になってしまった上にその後、21世紀で、再びスペシャルな「マシュマロ」を食べたことで、何とか元の23世紀に帰ってきた後は、元の70歳男性の身体と10歳の女の子の身体に自由に変身できる様になってしまう」です。

作品としては、第5回ノベルジャパン大賞(現HJ文庫大賞)、銀賞を受賞した、漢字が一切使われなくなり、ひらがな、カタカナ表記と萌え文化が世間一般を侵食し、総理大臣が二次元の美少女(因みに国民の実妹と言う設定らしい)になり、正統派文学作品もひらがな表記と妹モノが主流となった23世紀の日本で、漢字は読めないが、23世紀で主流となっている正統派文学の作家を目指し、漢字が読める義理の妹が2人いる高校生が主人公のそのひらがな表記と萌え文化が世間一般の23世紀の日本と主人公たち4人が、ひょんな事からタイムスリップしてしまった漢字が普通に使用されていた21世紀の日本を舞台にした、主人公の一人称で話が進む、時間移動モノで妹モノのオタク系のネタが満載のライトノベル作品になります。

個人的に作品としては、他のライトノベル作品では見たことがない、非常に特徴のある23世紀の日本を舞台の1つして、作中に登場するメインキャラクターも中々特徴がある個性的な設定になっていると思いますので、全体的に面白い設定の作品だと思うものの、作中の文体が読みにくい所(作品の設定の所為もあると思いますが)があり、話の展開も、中盤からは、非常に特徴のある設定の23世紀の日本からタイムスリップしてしまい、終盤まで21世紀の日本が舞台になりますので、全体的に特徴のある設定に比べて、特徴のあまりない印象を受ける所がある、普通の話の展開になってしまっているのではないかと思いますし、作中にオタク系の小ネタも多く、オタク系の小ネタが解る人には中々面白いのではないかと思うものの、全体的に作中の文体や話の展開などに人によって、作品の評価や好みが大きく分かれる作品になっているのではないかと思います。しかしながら、話の展開自体は、中々しっかりまとまった話の展開になっていて、好みが分かれる所はあるものの、全体的に普通に読める作品だと思いますし、非常に特徴のある23世紀の日本で生まれた高校生を主人公にしている事で、時間移動モノの面白さの1つだと思う、生まれた時代の違いから起こる、文化の違いが中々上手く描かれていて、特に色々ずれている登場キャラクターたちの話の掛け合いも中々面白く読める作品ではないかと思いますので、全体的に作品の評価や好みが大きく分かれる作品だと思いますが、この作品に興味がある人は購入を考えても面白いのではないかと思う、話のネタになるような非常に特徴のある設定の作品ではないかと思います。

性転換該当作品としては、個人的に上でも書きましたし、ネタバレも含みますが、該当は「食べることで願った時間と場所に行くことが出来るスペシャルな「マシュマロ」を食べ、過去にタイムスリップしてしまった70歳の色々残念な性格の男性作家が、65歳以上の人間がスペシャルな「マシュマロ」を食べた事で起きる副作用の所為で、10歳の金髪の美少女になってしまう」と言う設定の作品で、該当キャラがメインキャラクターの1人と言うこともあって、該当キャラが女の子の身体になった後も出番は、中々多いと思いますが、性転換モノ的なお約束的なシーンは無く、性転換該当作品としての面白さは薄い印象を受けますので、作品の評価も含めて、人により、好みが大きく分かれる作品ではないかと思いますが、該当キャラの残念な性格も含めて、性転換モノの面白さの1つである元の身体とのギャップ差は、中々上手く出ていて、中々面白い該当キャラになっていると思いますし、話の後半で、元の時代に戻った該当該当キャラが、元の70歳男性の身体と10歳の女の子の身体に自由に変身できる様になってしまうのも、作中に変身出来るようになった理由は書かれていないものの、この作品の雰囲気に中々あった話の展開(話の本筋には関わってはいませんが)になっていて、中々面白いと思いますので、作品の評価を含めて、好みが大きく分かれる作品だと思いますが、非常に特徴のある設定の作品で珍しく、この作品に興味がある人は購入を考えても面白いのではないかと思う作品です。また、作品としても、続きモノの話しの展開になっていますので、今後の話しの展開や今後の話の展開に性転換モノとしての面白さが出るのか、期待したいとも思う作品です。
このブログでご紹介した、第2巻です。このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。
僕の妹は漢字が読める2 (HJ文庫)僕の妹は漢字が読める2 (HJ文庫)
著者:かじいたかし
販売元:ホビージャパン
(2011-10-29)