成人向けの作品ですのでご注意ください。
ピルグリムメイデンIII 復讐の魔神 (あとみっく文庫) (あとみっく文庫 21)
ピルグリムメイデンIII 復讐の魔神 (あとみっく文庫) (あとみっく文庫 21)
著者:狩野景
キルタイムコミュニケーション
あらすじ
太古より繰り広げられてきた善なるものと悪なるものとの戦い――その一端が今、終わろうとしていた。新たなる巡礼聖女たちの参戦、明かされるジュリエッタの正体、三真祖の目的、追われる身となった玲音、魔神を宿した少年・冬馬を待ち受ける運命とは――!?
クリムゾン・レインの物語、衝撃の最終章。

2010年10月にキルタイムコミュニケーション(あとみっく文庫)から発行された、性転換(変身、手術)該当作品[ピルグリムメイデン]の最終巻、第3巻です。
今回の話は、前回、不死者を討伐する、教皇庁異端審問局の巡礼聖女「クリムゾン・レイン」こと「紅坂 玲音」により、不死の戦闘兵器「眠り人形」に改造され、巡礼聖女に欲情するか、恋人で不死者を統べる「三真祖」の一角「アリシア・アルジェント」の血を飲むと女の子の身体に変身するようになってしまった、普通の高校生「斉木 冬馬」は、不死者となった友人の同級生も含め、学校に潜み暮らしていた不死者達を「玲音」の手により討伐された事にショックを覚え、「玲音」も住む、自分の家に帰らず、「アリシア」の家に入り浸り、身体を重ねている所から話は始まります。

個人的に最終巻と言うこともありますが、1巻や2巻に有ったラブコメ要素は殆んど無く、シリアスな話の展開で、話の密度が濃く、展開も二転三転し、新キャラも登場していて、話の展開は面白いと思いますが、人によっては、話の雰囲気が結構変わっている印象を受けるかも知れませんし、「三真祖」の一角「漆黒」こと「リヒャルト・シュヴァルツ」などのメインキャラクターに関わる人物の動向等の話も少なく、人によっては終わり方も含め、話に説明不足の所があり、話の展開に違和感を感じるかも知れませんが、「玲音」の失われた過去の記憶や不死者を統べる「三真祖」達との関わり、「冬馬」が女の子の身体になっているときにその身体の子宮に入り込んだ、魔神「ヴァィトァ」の存在などのメインキャラクターに関しての伏線もしっかり回収され、話の展開もまとまり、終わり方も個人的に結構、吸血鬼を題材にした作品らしい終わり方で、全体的に楽しく読めた良い作品だと思います。また上で書いたように1巻や2巻を読んだ人には、終わり方も含め、話の雰囲気が結構変わり違和感を覚える所はありますが、戦闘シーンや性行為シーンは多く、新キャラの性格も中々個性的で面白く、この作品のシリーズが好きな人には十分楽しめる話の展開だとも思います。

性転換該当作品としては、個人的に今回も該当キャラ「斉木 冬馬」の出番は多く、女の子の身体での性行為シーン(女性同士の性行為がメインですが)も多めで、少しネタばれになりますが、話の後半では、1巻で、「冬馬」が女の子の身体になっているときにその身体の子宮に入り込んだ、魔神「ヴァィトァ」を孕み、出産するシーンもあって、成人向けの性転換モノの作品としては、中々珍しいシーンもあって面白いと思いますので、成人向けの性転換モノが好きな人には楽しめるシーンが多く、良い作品だと思います。また全巻を通しての感想は、1巻をご紹介した時にも書きましたが、他の成人向けの性転換該当作品によっては、該当キャラが女性の身体に性転換した状態での話の出番が少ないことが結構あると思うのですが、この作品では、該当キャラがメインキャラの一人で、女の子の身体での性行為シーンも多く、成人向けの性転換モノが好きな人には、楽しめる作品だと思いますし、性転換モノ以外の性行為シーンも色々あり、登場するキャラクターの性格も個性的で、話の展開や設定もしっかりまとまり読みやすく、性転換該当シーン以外も十分楽しめる作品だと思いますので、少しこの第3巻は、1巻、2巻とは、話の雰囲気が変わり、終わり方も含め人によっては、違和感を感じるかも知れませんが、個人的にオススメできる良い作品だと思います。

DLsite.comでも発売されました。

ピルグリムメイデンIII 復讐の魔神

電子書籍版も配信されている、このブログでご紹介した1巻と2巻です。紹介文にはタイトルから行けます。
ピルグリムメイデン 深紅の巡礼聖女 (あとみっく文庫 8)ピルグリムメイデン 深紅の巡礼聖女 (あとみっく文庫 8)
著者:狩野景
キルタイムコミュニケーション
発売日:2009-11-30



ピルグリムメイデンII白装の騎士 (あとみっく文庫)ピルグリムメイデンII白装の騎士 (あとみっく文庫)
著者:狩野景
キルタイムコミュニケーション
発売日:2010-03-29