チェンジH purple (TSコミックス)チェンジH purple (TSコミックス)
著者:甘詰 留太
少年画報社(2010-10-15)


2010年10月に少年画報社(TSコミックス)から発行された、女装・男装・性転換…異性へ変身する物語を集めたアンソロジーコミック作品の季刊誌「チェンジH」の第5号です。

今号の収録作品は、全13作品中、性転換該当が6作品、女性の身体に男性器が生えるフタナリ化該当が2作品、女装該当が5作品になります。
多少ネタばれも含みますが、性転換(女体化、男性化、手術)及びこの「チェンジH」ではフタナリ化も性転換該当に含まれると思いますのでフタナリ化該当の作品の詳細は、

[夏と川瀬とボクとアレ] 著者:甘詰 留太
個人的に該当は「小学六年生の時に田舎の祖父母の家に預けられ、そこの学校に通っている、東京育ちの主人公「純」は、ある日、学校の女子を嫌いながら、女の身体に興味がある学校の男友達に連れられて行った、秘密基地で、他の男子と違い、色白で運動も全く駄目な中性的な顔立ちをした同級生「川瀬」が、潮の香りがする、ヌラヌラした肉の塊の謎の生物(見た目は、女性器のような頭のタコのような謎の生物)と二人っきりで何かをして、女の子の身体(髪の長い、胸の小さい女の子の身体)になった「川瀬」の身体を見ることになる」で、この作者らしい独特な雰囲気とエロスの描写があって、面白いと思いますし、話の最後で、主人公の「純」がこの出来事の所為で、新しい性癖に目覚めている所も面白いと思います。

[えんとらんす!] 著者:ポン貴花田
2010年9月に、「チェンジH」で掲載された作品の中では、初めての単行本が発行された作品で、今回の話は、幼なじみの「菊野 真姫」に誕生日プレゼント(何故か女物の下着)を貰った該当キャラ「佐久間 円」が、五日後の「真姫」の誕生日プレゼントを買うため(先週、キャミワンピを買ったため、お金がない)、「円」に恋する、男子学生「根津」に紹介してもらった、化学部の怪しげなバイトをすることになる、話で、今回も「円」がだんだん女らしくなっている所や化学部のメンバーに胸を揉まれたりして、この作品が好きな人には楽しめる話になっていると思いますし、久々に登場した「根津」の色々吹っ切れている行動も面白いと思います。

[ブルームド イン アクション] 著者:塩野 干支郎次
戦場で負傷し、美少女の身体にされ、同じく美少女の身体になった元上官「本城少佐(中城 静子)」と共にお嬢様学校に潜入している、主人公「寺脇 亮(柴原 恭子)」が、今回の話では、バニーガール姿で兎のキグルミを着た(中身は科学者と傭兵)テロリストと戦うことになります。
個人的に今回もこの作品らしい話の展開で、面白く、話の最後には、前回登場した「本城少佐」の息子(同じく戦場で負傷し、性転換済み)も登場します。

[バランスポリシー] 著者:吉富昭仁
2010年4月に発行された、第3号から掲載されている「女が生まれなくなった世界で、女の子に改造された親友「健二」が女の子の姿で主人公「真臣」の家に遊びに来た」話の第3話で、個人的に今回の話では、該当キャラ「健二」が、女の子に改造された背景が説明され、女の子になった「健二」の苦悩や「真臣」が女の子になった「健二」に戸惑いを覚えている所が良いと思う作品です。

[ポコこん] 著者:高内優向
2010年4月に発行された、第3号から掲載されている、キツネの女の子と女装しているタヌキの男の娘が登場する女装該当の4コママンガ作品で、今回の話では、「タヌキの男の娘が持っていた、ひいおじいちゃんの形見の狸像を壊してしまい、呪いをうけ、キツネの女の子の身体に男性器が生えてしまう」で、個人的に女装、フタナリ化該当の作品になりますが、話は狸が登場する話と言うことで、袋ネタが今回もメインになっているのが、面白いと思う作品です。

[とらんす・とらんす] 著者:龍炎 狼牙
個人的に第4号の時にも書きましたが、該当が「背の高い女子生徒「鳥谷 キミカ」にバカにされている、背が低く、メガネをかけた男子生徒の主人公「志筑 アキト」は、アバターと一体化できるオンラインゲーム「パーガトリィ」で、裏技的な方法を使い、自分のアバターを女の子の姿に変化させ、「シズク」と言う名前でプレイしている」ですので、該当的に少しビミョーな所があるかも知れませんし、今回の話の中には、、「シズク」と「パーガトリィ」でパーティを組んでいる、アバターを男性の姿にしている百合の女の子「コルヴォ(実は、このアバターを使用しているのは、「鳥谷 キミカ」)」が男の姿でキスをする(現実世界では普通の男女ですが)シーン等があったりして、少し人により好みが分かれるシーンはありますが、今回の話は、前回、「コルヴォ」に自分の正体と好意を告白された「シズク」が、自分が男のアバターであることを告白する話で、現実世界の「アキト」と「キミカ」の関係が今後どう変化していくのか気になる、面白い作品だと思います。

[グットモーニング,ちんちん] 著者:おりもとみまな
個人的に今回の該当は「新体操をしている、子供のころ露出狂に出会ったため、男嫌いになった女子生徒にある日、男性器が生えてしまう」、フタナリ化該当の話で、人により好みが分かれる話だと思いますが、話の展開は面白く、男性器が生えてしまった女性が追い詰められて行く心理描写が上手く描かれていると思いますし、該当キャラのデザインも良く、該当キャラの友人の女子生徒が、中々黒い性格しているのも面白いと思う作品です。

[バイオロジック・アイディア] 著者:厦門 潤
話しは、第4号に掲載された、[サイバネティック・コミッション]の続きの話で、個人的に話の内容には、性転換モノの面白さは、殆んど有りませんが、話の冒頭で、暗殺に失敗し、生死をさまよい、目覚めたら女性の身体になった該当キャラ「シン」に女性の身体としての過去設定が作られ、話の最後では、暗殺に失敗した時に巻き込んで殺してしまった女の子(現在は、女の子の身体は治療中で、「シン」の暗殺の標的だった「榊」の10歳前後までしか成長していないクローンの身体に精神をいれ、生活をしている)と出会いましたので、次の話の展開が気になる作品です。

性転換該当作品としては、個人的に今号に掲載された作品は、全体的に男性が女性の身体になる性転換モノの面白さは、少な目だと思いますが、性転換モノや女装モノ、フタナリ化モノと作品のジャンルは多く、色々な話が楽しめると思いますし、シリーズ作品は、次の話の展開が気になる作品ばかりだと思いますので、2011年1月に発行される、第6号も楽しみな作品です。
このブログで、ご紹介した各号の紹介文には、下のタイトルから行けます。
季刊誌「チェンジH」(少年画報社)