ビーストプリンセス -恋人たちは惑いの雪山で- (B’s‐LOG文庫)ビーストプリンセス -恋人たちは惑いの雪山で- (B’s‐LOG文庫)
著者:志麻 友紀
販売元:エンターブレイン

作品内容
弟の絆は最高潮!! 初めて知るこの感情は、恋か,嫉妬か……裏切りか!?
「月の王女」であるツキを守るため、イサとサガが加わった一行は猛吹雪の雪山へと辿り着く。そこへ、黄豹の獣人たちの襲撃が! 苦戦するツキたちだったが、黒豹と雪豹の男女に助けられ、彼らの砦に滞在することに。ようやくほっとしたのも束の間、ツキの心にはもやもやとたものが……義理の兄・リョウの様子がどこかおかしいのだ。一方、リョウは自分の中にあるツキへの”独占欲”に戸惑いを覚えていた――これは、弟へ抱く感情なのか? 奇跡を起こすのは、愛か裏切りか。大人気シリーズ第3弾!!

2010年9月にエンターブレイン(B’s‐LOG文庫)から発行された、性転換(変身)該当作品[ビーストプリンセス]第3巻です。
今回の話は、前回の話の最後で一角獣の獣人「イサ」と賢者と呼ばれる、クマの獣人「サガ」を仲間に加え、東の果てに有る、自分達の故郷の小島に帰るため旅をしている、青年「リョウ」と「月の王女」の生まれ変わりの義理の弟の少年「ツキ」の一行が、猛吹雪の雪山にたどりついたところから話が始まります。

個人的に今回の話は、「リョウ」と「ツキ」の関係を中心に全体的に恋愛要素が多く、BL的な描写も多くなっているとは思いますが、獣人族が中原を人間に追われる原因になった「月の神子が人間に殺された」時の真相や話の最後では「ツキ」を狙い暗躍する、兎の獣人「ハクタク」の飼い主の登場など後の話の展開に関わる話が多く出てきて、話が本格的に動き出した印象を受けましたので、次の話の展開が気になる作品だと思います。

性転換該当作品としては、個人的に1巻と2巻をご紹介した時にも書きましたが、該当キャラの「ツキ」が、新月の夜の間だけ女の子になる設定のため、今回も女の子になっている間の出番が少なく、性転換モノとしての面白さは薄めだと思いますが、話は、面白くなってきて次の話の展開が気になりますし、少しネタばれになりますが、話の最後で、「ツキ」が、元の男の身体に戻れなくなり、女の子の身体のままになってしまっていますので、次の巻では、性転換モノの面白さも期待できる作品ではないかと思います。
このブログでご紹介した1巻と2巻です。紹介文にはタイトルから行けます。
ビーストプリンセス -始まりは砂漠のバザールで- (B’s‐LOG文庫)
ビーストプリンセス -始まりは砂漠のバザールで- (B’s‐LOG文庫)
著者:志麻友紀
販売元:エンターブレイン
発売日:2010-04-15

ビーストプリンセス -白き馬と月の輝く森で- (B’s‐LOG文庫)ビーストプリンセス -白き馬と月の輝く森で- (B’s‐LOG文庫)
著者:志麻 友紀
販売元:エンターブレイン
発売日:2010-05-17