
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ
あらすじ
「真尋さん、今日はどこに寄り道しましょうか!」「――このまま、まっすぐ帰るって選択肢はないのか!?」
つかの間の平和な時間。真尋たちは放課後青春ライフを満喫していた。
がしかし。ニャル子が受け取った一通のメールによって、その静寂は瞬時に破られたのだった。
「真尋さん、今すぐにここを発ちましょう。私は、我々は、行かなければならないんです」ニャル子の口調は、有無を言わせない勢いがあった。
「ど、どこにだよ?」
「――セラエノ図書館です」
こうして真尋は、遥か宇宙の果てに旅立つことになったのだが――。
2010年8月にソフトバンククリエイティブ(GA文庫)から発行され、アニメ化も決定した[這いよれ!ニャル子さん]シリーズの5巻目です。
今回の話は、前回、母親「八坂 頼子」を巻き込んだ、宇宙規模のとてもくだらないオチの事件も解決し、つかの間の平和な時間を満喫していた、主人公「八坂 真尋」は、「ニャル子」が受け取った一通のメールによって、遥か宇宙の果てにある、「セラエノ図書館」に行くことになってしまいます。また今回は、適当な名前と外見のオリジナルの邪神(小ネタ満載)も登場します。
個人的に作品としては、話の展開は面白く、文書もしっかりまとまっていて読みやすと思うシリーズ作品で、今回もマンガ、ゲーム、特撮等の小ネタ満載で、今回は特に二人で1つの特撮変身ヒーローを含むシリーズ作品の小ネタ(1巻から多いですが)が多いと思いますし、他にも登場するキャラクターの中の人のネタやこの作品の題材になっている「クトゥルー神話体系」を題材にした、他の小説やゲームのネタなども有りますので、小ネタの元ネタが解る人は、この作品をさらに楽しめ、解らない人にも十分楽しめて読める作品だと思います。また話の展開やオチも含めて、今回も宇宙規模のとてもくだらない事件になっていてますし、後付け設定で矛盾している所さえもネタにしているのも面白く、後半のバトルシーンは結構派手で良いと思いますので、この巻も楽しく読め、次の巻での話もどんな話になるのか期待できる、面白い良作だと思います。
このブログでご紹介した、1巻~4巻です。
このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。
這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2009-04-15)
這いよれ! ニャル子さん 2 (GA文庫)
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2009-07-15)
這いよれ! ニャル子さん 3 (GA文庫)
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2009-10-15)
這いよれ!ニャル子さん 4 (GA文庫)
著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2010-03-16)
このブログでの紹介文にはタイトルから行けます。

著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2009-04-15)

著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2009-07-15)

著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2009-10-15)

著者:逢空 万太
販売元:ソフトバンククリエイティブ(2010-03-16)