バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣4 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン


あらすじ
美波から衝撃のキス!驚きのあまり呆気に取られる明久。現場にはFクラスの面々が現れ、すぐさま臨時査問会(公開処刑と同意語)が執り行われることに!しかしそんな彼らをよそに、他のクラスはFクラスに対する武力制裁の準備を進めていた!最大のピンチを切り抜けるため、雄二が繰り出す作戦とは?そして作戦遂行のため、ペッタンコはゆれまくるのだった―!ラブコメ全開、待望の第4巻。

2008年5月にエンターブレイン(ファミ通文庫)から発行された、[バカとテストと召喚獣]シリーズの5巻目(本編では4巻目、短編集が1巻、発行されています)です。

今回の話は、前回、本編3巻の話の中で、同級生「島田 美波」の勘違いから最後にキスされた、お馬鹿な(褒め言葉)主人公「吉井 明久」は、驚きのあまり呆気に取られている、そんな中に同じFクラスの同級生「須川」が会長を務める異端査問会に捕まり(何故か親友の「坂本 雄二」も一緒に)、臨時査問会(公開処刑と同意語)が執り行われることになったところから始まります。

個人的に今回は、本編3巻の話の続きで、恋愛モノの要素が強い巻なのですが、何故か、全く予想できない展開になって、面白いですし、その上、試召戦争もはいつもよりもさらに不利な状況での戦いで、情報、謀略、外交等の知略を駆使して戦うここになって、結構しっかりした戦略が組まれていて、他の巻より、何時ものバカなノリは薄めだと思いますので、この作品を好きな人には多少、評価の別れる巻だと思いますが、恋愛要素が強く、知略戦が楽しめる巻だと思います。また恋愛モノとしては全く予想できない展開になっていますが、話の終わり方は中々王道的で良いと思う作品です。
このブログでご紹介した、1巻~3巻と短編集の4巻です。紹介文にはタイトルから行けます。
バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2007-01-29


バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣 2 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2007-04-28


バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2007-08-30


バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣3.5 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2008-01-30