成人向けの作品ですのでご注意ください。
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著者:藤本 秀明
販売元:ワニマガジン社


2001年4月にワニマガジン社から発行された性転換(変身)該当作品です。

話に登場する該当キャラは三人で、一人目の該当は「主人公の陰陽道裏宗家頭首「高野 連」は、悪霊との戦いで相討ちになり、三日間深い眠りに落ちてしまい、その間に陰陽道表宗家頭首「土御門 九竜」に「九竜」の母親の家に伝わる、呪いの術を掛けられ、女の身体に変えられてしまった」です。
二人目の該当(第九話だけに登場)は「陰陽道表宗家頭首「土御門 九竜」の母「土御門 キドナ」は、昔祖母に「高野 連」が掛けられた、呪いの術で、同じく女の身体に変えられてしまっていた」です。
3人目の該当(第拾話から登場)は「ある屋敷の女性にマラ消しの術を掛けられ、とられた男性器を取り戻してほしいと依頼されて、その屋敷に向かった陰陽道表宗家頭首「土御門 九竜」は、その女性に気絶させられ、気が付いたら、自分の男性器を取られ、女の身体に変えられてしまう」です。

作品としては、個人的に元々作者様が同人誌で制作されていた作品を纏め、発行した作品で、絵もかわいく綺麗で上手く、該当キャラも多く出ていて、伏線や設定も興味がわく良い作品だと思うのですが、キャラクターに関しての紹介のページが有るわけでもなく、本編にもキャラクターに関した紹介や、主人公の家族構成や設定など、ほとんど話の中には出てきませんので、元の同人誌作品(同人誌の方では、一応キャラクターの紹介ページなども有りましたので)を読んでない方には、不親切な作りになっていると思いますし、話がこの巻で終わっていないのも、作品(元の同人誌も確認できてる限りは、この作品に収録されている話の続きが出てはいますが完結しているかは不明です)の評価が分かれる作品だと思います。また話の展開にBL的要素も結構強く、性行為に関しての描写は基本的に明るめの雰囲気の描写でそれほど悪くはないと思いますが、フタナリや男性同士の性行為の描写などマニアックなシュチエーションが有りますので、苦手なシュチエーションがある人はご注意ください。

性転換該当作品としては、個人的に元が同人誌作品で、作者様が好きに話が描かれていて、キャラの描写や絵は、結構良く、好きな作品の一つですが、この巻で話が完結していないのと該当キャラが女性の身体になった事を決行あっさり受けいれていますし、フタナリや男性同士の性行為の描写などマニアックなシュチエーションが有り、BL的な要素も結構強い作品ですので、該当作品としての評価やシュチエーションに好みが分かれる作品だと思いますが、成人向けの性転換モノが好きで、絵やシュチエーションなどの好みが合えば、オススメできる良い作品だと思います。また個人的に話が完結していないのが残念だと思う作品の一つです。